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キャンプ場に異変? おしゃれキャンパー席巻中

7/30(日) 8:44配信

福井新聞ONLINE

 夏といえばキャンプ。近ごろは、雑誌やテレビで特集が組まれるほど“熱い”らしい。スタイルは一昔前と様変わりし、県内でもおしゃれなキャンパーが増えているという。こだわりの道具=キャンプギアに囲まれ、至福の時間を過ごすグループに密着してみた。

【写真】ユニークな形のテントが並ぶ

 7月半ばの3連休。福井県坂井市丸岡町のたけくらべ広場には、定番のドーム型をはじめ、大人数向けのトンネル型、とんがり屋根のティピー型といったテントや、色鮮やかな日よけのタープが立つ。家族連れらがバーベキューを楽しみ、子どもたちは虫取りや水遊びに夢中。喧噪(けんそう)から離れ、涼しげな木陰でハンモックに揺られるお父さんの姿もあった。

 写真共有アプリ「インスタグラム」で知り合ったという4組のグループは、このキャンプ場の常連。県内外で年間30~40泊するという、この道20年の福井市の会社員、重永友和さん(40)らがくつろぐ。回りには木製のローテーブルに椅子、レトロな風合いの棚やランタン、逆三角形のパネルを組み合わせた形のたき火台といった、厳選の“最強ギア”が並ぶ。

「キャンプ場の雰囲気変わった」

 「キャンプ場の雰囲気が変わった。近ごろは競うように好みの道具を集め、確実におしゃれになっています」と重永さん。インターネットの普及が背景にあり、手本にする「おしゃれさん」が持つ道具を参考に、通販などでこつこつと集めるそうだ。「男ってモノにこだわりがあり、キャンプにも個性が出てくる。人と同じじゃだめ、嫌なんですね」と屈託ない。

 仲間の自営業男性(44)は、個人や小規模事業者が展開するデザインと機能性が売りの「ガレージブランド」を愛用する。自身のアウトドアライフをインスタグラムで発信し、フォロワー数は4600人を超えるという。あわら市の会社員、高木新吾さん(39)も熱い。「自分的にはカモ柄とウッドが好み。一生の趣味だから、それはもう、こだわりますよ」

 福井県勝山市の堀正志さん、麻衣さん夫婦=ともに(34)=は友人ら6家族で訪れた。正志さんはキャンプにどっぷりはまり、椅子やテーブルを手作りする熱の入れよう。麻衣さんは「道具はお金がかかる。気になるところなので、(手作り志向は)ありがたいです」と笑顔だった。

 静けさを増す夜のキャンプ場はランタンの柔らかな光が浮かび、いいムードだ。重永さんらは小型バーナーで肉をあぶり、アヒージョを堪能。瞬くたき火の炎を囲みながら、キャンプ談議に花を咲かせた。

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