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サガン鳥栖、趙東建の超ロング弾で“鬼門”Eスタで初白星…広島は攻め続けるも決定力欠く/J1リーグ第19節

7/30(日) 20:59配信

GOAL

■J1第19節 広島 0-1 鳥栖

広島:なし
鳥栖:趙東建(75分)

明治安田生命J1リーグ第19節が7月30日に行われ、エディオンスタジアム広島ではサンフレッチェ広島とサガン鳥栖が対戦。試合は1-0で鳥栖が勝利を収めた。

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ヤン・ヨンソン新監督を迎えて初のリーグ戦となる広島。降格圏にとどまり続けている名門クラブは新体制で巻き返しを図り、今季ホーム初勝利を狙う。対する鳥栖は、前節で2点リードをひっくり返されて6試合ぶりの黒星を喫し、天皇杯3回戦でもJ2の松本山雅FCに敗れている。加えて、エディオンスタジアムはこれまでに一度も勝ったことがない“鬼門”だ。負の要素を払拭し、勢いを取り戻す一戦としたい。

広島は慣れ親しんだ3バックではなく、4-2-3-1のフォーメーション。DF丹羽大輝やFWパトリックといった新戦力がスタメンに名を連ねた。鳥栖はFW豊田陽平とFWビクトル・イバルボが2トップを組み、トップ下にFW田川亨介が入る4-3-1-2の形で臨んだ。序盤は鳥栖が押し込む展開となったが、フィニッシュのところで広島の守備陣がしっかりブロックを作って対応。鳥栖はセットプレーの機会も多く獲得し、MF原川力のキックで広島ゴールを脅かしていった。

時間が進むにつれ、次第に広島も攻撃の形がつながるようになっていく。27分には丹羽のスルーパスにパトリックが抜け出してゴールへと迫る場面もあり、36分にはMF柏好文のパスを右サイドで受けた丹羽がワンタッチで折り返し、MFアンデルソン・ロペスがゴール前に飛び込む決定的な形を見せた。得点は奪えなかったものの、鳥栖が一方的に攻め込む試合という印象はすでに霧散していた。

前半アディショナルタイムには、ゴール前の混戦から最後は丹羽がシュートに持ち込むも枠を捉えられず、続くCKではパトリックがヘディングシュートを放つも、わずかに枠を外れる。広島が新戦力を絡ませながら立て続けにチャンスを演出した。しかし、押し込みながらも得点にはあと一歩届かず、スコアレスのまま前半を終えることとなった。

後半に入っても広島ペースでゲームは進んでいった。攻撃の機会では広島が圧倒したが、パトリックにボールを集めるも微妙な連携のズレが生じ、なかなか決定機にはつながらなかった。72分にはMF茶島雄介とMF柴崎晃誠がパス交換しながら前線へボールを運び、右サイドで茶島が上げたクロスに柴崎がフリーで飛び込んでヘディングシュートを放つも、枠の左へと外れた。

ほぼ一方的に攻め込んでいた広島ではあったが、鳥栖が一瞬の隙を突く。75分、GK中林洋次の飛び出しを見逃さなかったFW趙東建がセンターサークルからロングシュート。ボールは中林の頭を越えてクロスバーに当たり、そのままネットを揺らした。完全に押されていた鳥栖が先制点を奪う展開となった。

1点を追いかける広島は77分にFW工藤壮人、87分にはMFフェリペ・シウバを投入。必死で得点を奪いにいくも、引いて守る鳥栖を前にクロスがことごとく跳ね返されてしまう。アディショナルタイムは4分が与えられ、広島はひっきりなしに攻撃を仕掛けていく。執拗にパトリックにボールを集めていくも、攻めが単調になってしまい鳥栖に対応されてしまった。試合はそのまま終了し、1-0でアウェイの鳥栖が勝利。鳥栖は今季アウェイ戦初勝利で、チームとしてエディオンスタジアムでの初勝利ということにもなった。広島は終始攻め続けながらも、フィニッシュの精度を欠いた。

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最終更新:7/30(日) 21:10
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