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磨いたら顔が映った 児童30人、弥生の鏡つくり体験 基山町

7/30(日) 13:36配信

佐賀新聞

 弥生時代と同じく鋳造で鏡を作る体験教室が28日、基山町立図書館であった。町内外の小学生30人が参加し、熱した合金を型に流し込んで成形。子どもたちはピカピカになるまで磨き上げ、鏡に映る自分の顔を満足そうに眺めていた。

 教室は同図書館で開催中の吉野ケ里遺跡と町内の千塔山遺跡の特別展を記念し、弥生時代の人々の営みを体験して理解を深めてもらおうと開いた。

 県立博物館学芸員の細川金也さん(50)らを講師に迎え、子どもたちは吉野ケ里遺跡で出土した「前漢鏡」の半分の大きさのミニチュア(直径5センチ)作りに挑戦した。

 スズとビスマスの合金を鍋で熱し、液状になったものを慎重に型に流し込んだ。5分ほど冷まして取り出し紙やすりで磨いた後に、さらに研磨剤を使って表面が滑らかになるよう仕上げて出来上がり。

 姉妹で参加した上杉凜さん(10)=基山小5年、恵唯さん(9)=同3年=は「磨き上げるのが大変だったけど、最後はきれいに光った」と笑顔。歴史が大好きだという松本琉聖君(9)=弥生が丘小3年=は「昔の人もこうやって作っていたんだと思うと面白い」と声を弾ませた。

最終更新:7/30(日) 13:46
佐賀新聞