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ホークス、12球団最速60勝 千賀8回2安打0封

7/30(日) 6:03配信

西日本スポーツ

 千賀が快投、楽天と「0差」だ! 千賀滉大投手(24)が本拠地ヤフオクドームで得意のハム料理の腕を振るった。8回を散発2安打の無失点に封じ、今季9勝目をマーク。今季は日本ハムに無傷の5戦5勝。勝負の9連戦の初戦で、登板過多気味の救援陣を休ませる好投を見せた。チームも12球団最速で60勝到達。順位は2位で変わらないが、この日敗れた首位楽天にゲーム差なしと詰め寄った。

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■無四球で9勝目

 9連戦の先陣を切った剛腕が、先発の役割をほぼ完璧にこなした。8回を散発2安打で無失点。千賀が日本ハムを圧倒した。「9連戦の最初。長いイニングを投げたかった。それができてよかった」。今季の日本ハム戦は5戦5勝。難なく今季9勝目を手にした。

 自慢の快速球が輝きを取り戻した。初回は先頭の西川をこの試合最速151キロで空振り三振。ストライクゾーンで勝負し、変化球を振らせた。初回2死から大谷に許した中堅フェンス直撃の二塁打が唯一の長打で、続くレアードはスライダーで二飛に仕留めた。

 5月に左背部の張りを訴えて以降では最多の7奪三振。「上と下のバランスが良くなってきた」。無四球と制球も抜群の安定感を見せた。それでも、序盤に右脚に軽い張りを感じたことや、終盤に右腕の振りが鈍った感覚もあり、8回限りでの降板を受け入れた。

 9回はモイネロが登板したが、登板過多気味だった岩崎、森、嘉弥真らのブルペン陣を休ませることができた。「いい時を考えれば100ではないと思う。その中でも丁寧に投げた。大きいですね。リリーフをほとんど使わなくて」。工藤監督も右腕をたたえた。

■輝き戻った直球

 恩師に成長した姿を見せることもできた。この日は内野席に、山口大会で敗れた周防大島高野球部の3年生11人を招待した。千賀の愛知・蒲郡高入学時の野球部部長だった藤原誠監督(38)は「入学時は無名だった投手がこれほどになるなんて」と目を見張った。

 チームは12球団最速で60勝に到達し、この日敗れた首位楽天に0ゲーム差と詰め寄った。消化試合数が楽天より7試合多いため、きょう30日にソフトバンク○、楽天●でも勝率で上回れず「マイナス1ゲーム差」の2位だが、ライバルは確実に追い詰めた。2年連続2桁勝利に王手をかけた千賀が、勝負の夏の推進力になる。

西日本スポーツ

最終更新:7/30(日) 6:03
西日本スポーツ