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変わらぬ愛 サポーターが祝福 岡山の夫妻が試合前に「夢婚」

7/30(日) 23:16配信

山陽新聞デジタル

 さまざまな事情で挙式していない夫婦に人前式をプレゼントするイベント「夢婚」が30日、岡山市北区いずみ町のシティライトスタジアムで行われた。両家ともサッカーJ2ファジアーノ岡山のファンという高橋賢次さん(31)、江梨香さん(26)夫妻=同市南区=が、ホーム戦開始前のグラウンドに立ち、サポーターらに見守られながら変わらぬ愛を誓った。

 2人は2012年1月に入籍。江梨香さんの父親が病気を患ったことと自身の妊娠が重なり、結婚式を挙げられなかった。昨年、岡山県内の婚礼関係36社でつくる「岡山ウエディング協議会」による夢婚の企画を知り「父と一緒にバージンロードを歩き、親孝行したい」と作文審査に応募。28件の中から選ばれた。

 この日、チームカラーのえんじ色に染まるスタジアムにウエディングドレス姿の江梨香さんが登場。両親と手をつなぎ、賢次さんや長男楓矢(ふうや)ちゃん(4)、次男柊磨(とうま)ちゃん(1)らが待つピッチへ歩を進めた。夫婦が誓いの言葉を述べると、サポーターから家族の名前を歌詞に盛り込んだ応援歌の替え歌が贈られた。

 式後、江梨香さんは「一生の思い出になった」、えんじ色のちょうネクタイをした賢次さんは「夢のような時間だった。これからも家族を大切にしたい」と喜んだ。江梨香さんの父・牧克美さん(56)も「念願がかない幸せ」と目頭を押さえた。

 夢婚は13年に始まり3回目。