ここから本文です

オンライン書店からエブリシング・ストアへ ー アマゾン、22年の歩み

7/30(日) 21:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

1994年、アマゾン創業のアイデアはニューヨークで生まれた。当時、金融機関で働いていたジェフ・ベゾス氏は、インターネットの重要性を深く認識していた。

【画像】アマゾンは、創業者でCEOのジェフ・ベゾス氏の下、22年にわたる長い道のりを歩んできた。

アマゾン創業の経緯を追ったブラッド・ストーン(Brad Stone)著『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』(原題:『The Everything Store: Jeff Bezos and the Age of Amazon』)によると、べゾス氏はまず、オンラインで販売できそうなものをリストアップし、その中から書籍を選んだ。そして1995年、同氏はオンライン書店としてアマゾンをスタートさせた。

それから21年が経った2016年、アマゾンの年商は1360億ドル(約15兆1200億円)に達した。最近では、高級オーガニック食品スーパーのホールフーズを買収し、クラウドコンピューティング事業でトップを競い、人気のスマートスピーカー「Amazon Echo」を含む電子機器を展開するなど、アマゾンはオンライン書店を皮切りに、長い道のりを歩んできた。

インターネット・アーカイブのWayback Machineの助けを借りて、米アマゾンのホームページが会社の成長と共にどのように変化してきたか、振り返ってみよう。

1995年:オンライン書店

アマゾンは1995年7月16日、オンライン書店として正式に営業を開始した。取り扱うタイトル数は100万点に及び、「地球上最大の書店」をうたっていた。

創業当初のホームページには「Spotlight!(注目)」というセクションがあり、「我々」の愛する本が並んでいた。この「我々」は、今のような何千人ものアマゾン社員のことではなく、ベゾス氏とその妻、そして7人の創業メンバーのことだ。

最初に売れた商品とその納品書

アマゾンで最初に売れた本は、ダグラス・ホフスタッター(Douglas Hofstader)著『Fluid Concepts and Creative Analogies: Computer Models of the Fundamental Mechanisms of Thought』だった。The Atlanticによると、購入者はアマゾンのウェブサイトのベータ版テストを依頼されたコンピューターサイエンスの専門家、ジョン・ウェインライト(Jon Wainwright)氏だ。

ウェインライト氏は、この注文を仕事中に職場のT1回線を使って行ったとQuoraで述べている。このときの購入記録は、今も同氏の注文履歴に表示される。

1/2ページ

最終更新:7/30(日) 21:10
BUSINESS INSIDER JAPAN