ここから本文です

フォーミュラEモントリオール・レース1予選:ディ・グラッシPP! 年間首位のブエミに詰め寄る

7/30(日) 2:37配信

motorsport.com 日本版

 フォーミュラEシーズン3最終戦モントリオールePrixレース1の予選が行われ、アプト・シェフラー・アウディ・スポートのルーカス・ディ・グラッシがポールポジションを獲得した。

フォーミュラEシーズン3最終戦モントリオールePrixレース1予選結果

 予選第1グループでは、前戦ニューヨークを完全に制したことでランキング4位に浮上したサム・バード(DSヴァージン)、シーズン1王者のネルソン・ピケjr.(ネクストEV NIO)らが登場した。

 5分30秒間のセッションがスタートするも、各陣営はなかなか動きを見せず。その2分後、ようやくピケjr.が重い腰を上げてコースインした。それを合図とするかのように、他の4名もコースへ飛び出していった。

 第1グループの5名は1アタックでタイムをまとめることに。結局、4番目にコースインしたロイック・デュバル(ドラゴン)がこのグループのトップタイムを記録した。またジェローム・ダンブロジオ(ドラゴン)は、チェッカーフラッグが出る前にアタックラップに入ることができず、その前のアウトラップ時のタイムがベストタイムとなってしまった。

 第2グループは、フリー走行2回目でトップタイムを記録したニコラス・プロスト(ルノー・e.ダムス)、WECトヨタ組のステファン・サラザン(テチータ)とホセ・マリア・ロペス(DSヴァージン)らが争い合った。

 セッションスタート後も、やはり各車とも動かず。セッションスタートから1分後に、ようやくアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(アンドレッティ)がコースインした。第1グループよりも好タイムを記録し、結局サラザンがトップタイムを記録してこの段階での暫定首位となった。

 第3グループには、ポイントリーダーのセバスチャン・ブエミ(ルノー・e.ダムス)、ランキング2位のディ・グラッシ、それに続いて3位のフェリックス・ローゼンクビスト(マヒンドラ)等という豪華な面々が揃った。

 なおフリー走行2回目でマシンを大破させたブエミは、もう片方のマシンで予選に参加した。フリー走行時のクラッシュを引きずることなく見事なラストアタックを決めたブエミ。しかし、それを上回ったのはディ・グラッシだった。結局ディ・グラッシが総合トップに踊り出て、ブエミは2番手でそれに続いた。徐々にコースコンディションが向上してきているのか、第3グループのドライバー達は概ね好タイムを記録していた。

 第4グループには、メルセデスのワークスドライバーでもあるマーロ・エンゲル(ベンチュリ)、ニック・ハイドフェルド(マヒンドラ)、アダム・キャロル(ジャガー)らが登場。しかし、トップ5に絡むドライバーは現れなかった。

 この結果、ディ・グラッシ、ブエミ、サラザン、ローゼンクビスト、プロストの5人がスーパーポールセッションに駒を進めた。

 そのスーパーポールセッションは、まずはプロストからコースイン。そつなく走りをまとめきり、1分23秒330を記録した。

 次に出走したローゼンクビストはターン1でブレーキングが遅れたため、ロスタイム。後半はギリギリを攻めきったが、プロストのタイムには1秒及ばなかった。

 シーズン初のスーパーポールセッションに進出したサラザンは、渾身のアタックでプロストを0.2秒上回り暫定トップに立った。

 4番手走者のブエミは、スーパーポールでも安定感のある走行を見せ、サラザンに0.3秒差つけて暫定首位に躍り出た。

 しかし、ディ・グラッシも意地を見せる。ウォールギリギリのアタックでブエミのタイムをさらに上回り、1分22秒869を記録。大事な最終ラウンド・レース1のポールポジションと、貴重な3ポイントを獲得した。

 今回の結果により、ランキング3位のローゼンクビストと4位のバードは、タイトル獲得の可能性がゼロになり、ディ・グラッシとブエミの一騎打ちとなった。

 フォーミュラEシーズン3最終戦モントリオールePrixレース1の決勝は、日本時間7月30日(日)早朝5時よりスタートする。