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放射能気にせず外遊び 福島の子ども招き保養キャンプ

7/30(日) 12:01配信

カナロコ by 神奈川新聞

 東京電力福島第1原発事故による放射能汚染への恐れが消えない福島県の子どもたちに、外遊びを楽しんでもらう「ただいまキャラバン サマースクール」が29日、川崎市麻生区黒川の市黒川青少年野外活動センターで始まった。同市内のNPOなどでつくる「福島の子どもたちとともに」川崎市民の会が招いた。11人が参加し、8月1日まで3泊4日で夏を満喫する。

 11人は福島市や郡山市などの小学校5年生から高校2年生の男女。この日、新幹線で訪れ、センターでピザ作りや周辺の散策を楽しんだ。参加した高校2年生の佐々木晴菜さんは「放射線のことを気にしないで遊べるのでいい」と満足そう。滞在中は多摩川での川遊び、ドラム缶クッキングやキャンプファイヤー、外国人留学生との国際交流などを体験する予定だ。

 市民の会は、原発事故で放射能への不安を抱えて暮らす子どもたちや保護者への保養活動として2011年7月から計20回開催し、約700人を招待。今回のスクールは、活動に参加した20代の若手ボランティアを中心とした同青年部が企画した。

 会の代表高橋真知子さんは「福島の子どもたちが安心して過ごせる場を提供するために続けてきた。放射線による健康不安はまだ収まらず、保養活動を続けていきたい」と話している。