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利賀を文化の世界的拠点に TOGAスクールで知事と鈴木氏対談

7/30(日) 23:27配信

北日本新聞

 芸術文化による地方創生を考える「第1回TOGAスクール」が30日、富山市のタワー111で開かれた。石井隆一知事と劇団SCOT(スコット)の鈴木忠志主宰が対談。利賀を世界に誇れる文化交流拠点にするための機運づくりについて語り合い、約270人が耳を傾けた。

 SCOTは南砺市利賀地域を拠点に活動し、舞台芸術を通して文化振興をリードしてきた。

 鈴木主宰は「利賀は歴史や伝統が息づき、大自然の中で時間を気にせず集中して練習できる」と演劇に適した場所であることを強調。多様な職業の人たちと接点が持てる点も、東京にはない魅力とした。

 石井知事は静岡県総務部長時代に鈴木主宰に出会い、「地方にこそ日本の文化を世界に発信する可能性がある」との考えに共鳴したことを紹介。「利賀を世界に名だたる文化交流拠点にするため、若者を呼び込むなどしてさらに盛り上げていきたい」と意気込みを語った。

 対談に先立ち、神野直彦東京大名誉教授が講演。「地域社会は住人の能力と団結力を発揮することで発展する」と述べた。

 続いて石井知事が富山における芸術文化の振興策などについて報告した。同市のオークスカナルパークホテル富山で交流会もあり、利賀の食や酒を囲んで和やかに歓談した。県主催、SCOT、南砺市、県文化振興財団共催。第2回は11月5日に県利賀芸術公園で開く。

北日本新聞社

最終更新:7/30(日) 23:27
北日本新聞

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