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台風9号暴風域 与那国町で瞬間50メートル 八重山690戸停電

7/30(日) 9:25配信

沖縄タイムス

 強い台風9号は29日、竹富町、与那国町を暴風域に巻き込みながら、時速20キロの速さで沖縄の南を北北西に進んだ。沖縄気象台によると、与那国町祖納で午後5時55分に最大瞬間風速50・4メートルを観測。石垣市と与那国町では一時690戸が停電した。与那国町では電柱が折れたり、窓ガラスが割れたりする被害があった。けが人はいない。竹富町は午後9時半ごろ、与那国町は午後10時ごろ暴風域を抜けた。

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 一方、29日午後3時ごろ、南シナ海で台風10号が発生。東北東に進んでおり、30日午後には先島諸島近海に進む見込みだ。

 台風9号は勢力を保ったまま、台湾方面に進んでいる。

 29日午後11時現在、中心気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートル。中心から半径110キロ以内は、風速25メートル以上の暴風となっている。午後11時半までの24時間降雨量は、与那国空港で57ミリ、石垣島で74ミリだった。

 沖縄電力によると、同日午後11時現在、与那国町の250戸で停電が続いている。

 沖縄旅客船協会によると、石垣島と周辺離島を結ぶ船全便が欠航。空の便は、琉球エアーコミューターの那覇-与那国線4便、バニラエアの那覇-台北1便、中華航空の高雄-那覇1便の計6便が欠航した。

 気象庁によると、29日午後3時ごろ、南シナ海で熱帯低気圧が台風10号になった。午後9時現在、ゆっくりした速さで東北東に進んでいる。中心気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。30日午後には先島諸島に接近する見通し。

最終更新:7/30(日) 9:25
沖縄タイムス