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開湯伝説描いた舞、踊り 加賀で山代大田楽が開幕

7/30(日) 1:50配信

北國新聞社

 第22回山代大田楽(山代温泉大田楽実行委員会主催、山代温泉観光協会、ACT.JT、本社共催)は29日、加賀市山代温泉の服部神社前特設会場で開幕した。初日は東京・六本木の大田楽メンバー4人が初参加し、華やかな衣装の約140人とともに開湯伝説を描いた楽劇を繰り広げ、躍動的な舞と踊りで観客を魅了した。

 神聖な火と温泉を運び込む「火入れ・湯入れの儀」で幕を開け、子どもたちが演じる「わらべ番楽(ばんがく)」、湯に浸したササを振りながら舞う「湯がけ番楽」などが次々と繰り広げられ、湯の街を幻想的な雰囲気で包んだ。

 クライマックスの「総田楽」では、大田楽の担い手「山代わざおぎ」のメンバーが腰鼓(くれつづみ)、編木(ささら)、銅拍子(どうびょうし)などを打ち鳴らした。軽業(かるわざ)や一輪車の芸も披露され、最後は演じ手と観客が一緒に踊る「乱舞(らっぷ)」でにぎやかに締めくくった。30日も午後8時から行われる。

 山代大田楽は狂言師野村耕介さん(八世野村万蔵)が音楽家や舞踊家らとともに構成した。

北國新聞社

最終更新:7/30(日) 1:50
北國新聞社