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次に購入するのは電気で走る車:英蘭シェルのファンブールデンCEO

7/28(金) 11:02配信

Bloomberg

欧州最大の上場石油会社の最高経営責任者(CEO)が、次に自分が購入するのは電気で走る車になるだろうと語れば、その言葉は化石燃料の未来に重要な意味を持つ。

英・オランダ系ロイヤル・ダッチ・シェルは過去数十年で最悪の原油下落局面を受け、英BGグループを540億ドル(現行為替レートで約6兆円)で買収した。環境への負荷が小さい燃料へのシフトが世界的に進む中、天然ガス需要が拡大するとの見通しからだ。ただここにきて、シェルのベン・ファンブールデンCEOは自身が次に購入するのは石油にもガスにも頼らずに走行できる自動車になるだろうと述べた。

シェルの広報担当者によれば、ファンブールデンCEOは9月にディーゼル車からメルセデスベンツのプラグインハイブリッド車「S500e」に乗り換える予定。同社のジェシカ・ウール最高財務責任者(CFO)は既に100%電気自動車(EV)の「BMW i3」を運転している。

ファンブールデンCEOは25日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで「欧州北西部や米国、さらに中国でさえも、経済や交通手段を電化する動きは良いことだ」と指摘。「気温上昇をセ氏2度未満にとどめたいなら、われわれはEVか水素自動車、天然ガス自動車を一層普及させる必要がある」との見方を示した。

英国政府は、2040年までにディーゼル車とガソリン車の販売を禁止する方針を発表。この約2週間前にはフランスも大気汚染軽減し地球の気温上昇を2度未満にとどめる目標を達成するため、同様の計画を発表している。スウェーデンの自動車メーカー、ボルボは今月、19年以降はEVかハイブリッド車(HV)のみを発売する方針を示した。原題:Shell CEO Van Beurden Says His Next Car Will Be Electric (1)(抜粋)

Jess Shankleman, Manus Cranny, Rakteem Katakey

最終更新:7/28(金) 11:02
Bloomberg