ここから本文です

【個別銘柄】東エレクや日産自が下落、アルパインやオムロンは高い

7/28(金) 11:55配信

Bloomberg

28日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

東京エレクトロン(8035):前日比7.2%安の1万5705円。27日発表の2017年4-6月期(第1四半期)営業利益は前年同期比2.5倍の548億円だったが、メリルリンチ日本証券では、堅調な業績推移だが新規好材料はなく、バリュエーションは割高だと指摘した。現状の株価は、18年3月期予想ベースで株価収益率(PER)18倍と、競合する米アプライド・マテリアルズなどを上回り割高感が強い。主力の半導体製造装置の売り上げサイクルは前期第4四半期(1-3月)がピークになった可能性が高いとした。

新光電気工業(6967):15%安の817円。4-6月期の営業利益は前年同期比40%減の5億700万円だった。クレディ・スイス証券は、営業利益は会社計画線に近いとみられるが、1ドル=108円としていた会社側の為替想定に対し110円で着地しており、物足りないと分析。株式市場でサーバーやデータセンター関連として同社に対する関心が高まっていた点を考えると四半期決算はネガティブ視される可能性が高いとの見方を示した。

日産自動車(7201):4.1%安の1107.5円。27日発表の4-6月期の営業利益は前年同期比13%減の1533億円となり、市場予想1734億円を下回った。米国市場での競争激化を背景とした販売費用増などが響いた。クレディ・スイス証券は、米国の販売奨励金はやや抑制傾向にあるが、依然高水準で増えていると指摘。北米事業は再び減益基調に戻り、ややネガティブな印象と指摘した。

アルパイン(6816):23%高の2095円。同社株式の4割超を保有するアルプス電気(6770)が株式交換で完全子会社化すると27日に発表。株式交換比率はアルパイン1株に対しアルプス電0.68株。アルプス電株の27日終値3250円で算出したアルパインの理論価格は2210円。クレディ・スイス証券は、アルプス電とのさらなる協業強化により自動運転に向けての開発加速、調達コスト低減、開発を含めたオペレーションの効率化などが期待できる、と評価した。アルプス電は4.6%安の3100円。

1/4ページ

最終更新:7/28(金) 15:23
Bloomberg