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冴えないながらも堅調な始まりとなりそう

7/31(月) 8:10配信

ZUU online

梅雨が明ける前と明けた後では開ける前の方が日照時間が長かったとテレビで伝えられていましたが、本日はようやく夏空が戻った感じです。夏休みもたけなわということですが、株式市場はまだまだ梅雨空というか夏休みというか、冴えない展開になっています。

上がりそうで上がらず、下がりそうで下がらず、相変わらず空売りが多く、全く空売りが減らないという状況も非常に不思議です。逆日歩がついている銘柄も相変わらず多いのですが、逆日歩も気にならないという感じで値動きに影響は軽微という感じです。目先的な値動きばかりを追っているということなのでしょうし、本来であれば決算発表などは持高調整となるところですが、目先の動きについて行くということが多く、「食い散らかされる」ようなものも多い感じです。ここはゆっくりと好業績ながらも目先的な動きで売られたものなどに注目です。

週末の米国市場はまちまちで、円高がさらに進んだことで売り先行となりそうなのですが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は案外値持ちも良く、冴えないながらも堅調な始まりとなりそうです。日銀や年金の買いも期待され、月初からの買いに対する期待もあるのでしょうが、日経平均採用銘柄の入れ替えの影響なども懸念され手仕舞い売りに押されるものも多くなりそうです。上値の重さが嫌気されると手仕舞い売りも嵩んで冴えない展開になりそうですし、円高が進むようであればさらに売られるということになりそうです。

2万円の攻防が続きそうです。2万円をこえないということになると今度はさらに手仕舞い売りがかさみそうですし、一目均衡表の雲にサポートされているものの、基準線や25日移動平均線が上値を押さえる格好となっており、雲の上限を割り込んで雲に入ってくると、今度は75日移動平均線のところまで一気に調整となって来そうです。

■本日の投資戦略

昨年から続いている「月初高」への期待もあるのですが、日経平均の銘柄入れ替えの影響などもあって最後まで買われるということでもないのでしょう。やはり注目されるものとしては好決算を発表して買われた「あと」の動きではないかと思います。さらに買いが続くのかどうかということが注目されますが、上値を買い上がるにはさらに業績の上方修正などが必要ということなのですから、上方修正要因をしっかりと分析することが必要なのだと思います。

勢いだけでの上昇から個々の企業業績などを見ながらということになるのでしょう。ここまで売られたものが買い直されるということでもないと、指数を押し上げられるということでもなく、新たな参加者が増えてこないことには上値も限られるということでしょう。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:7/31(月) 8:10
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