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デルタ航空、ジャンボ退役でフォトコンテスト 最優秀賞は日本最終便ペア航空券

7/31(月) 22:54配信

Aviation Wire

 デルタ航空(DAL/DL)は7月31日、「ジャンボ」の愛称で親しまれているボーイング747-400型機が年内で退役することから、「Thank You 747-400(ありがとう747-400)」プロジェクトを開始した。フォトコンテストや最終便搭乗者へのプレゼントなどを実施する。11月7日まで。

【アッパーデッキからメインデッキを見られるようにしたデルタ航空の747-400初号機】

 デルタの747は12月までに全機が退役予定。日本路線は、9月5日の成田午後7時発ハワイ行きDL576便と、10月30日の成田午後5時50分発のデトロイト行きDL276便が各線の最終便となる見通し。

 プロジェクトでは、デルタの747-400を題材としたフォトコンテストを成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)と共催。航空写真家のチャーリィ古庄さんが審査員を務め、最優秀賞1人と優秀賞10人を選ぶ。受賞作品は、10月18日から11月7日まで成田空港の展示ギャラリーで開かれる写真展に展示される。

 最優秀賞の受賞者は、747-400による日本路線のラストフライトで渡米し、帰国便は太平洋路線で747-400の後継機となるエアバスA350-900型機の全席個室型ビジネスクラス「デルタ・ワン スイート」に乗れる成田-アトランタ間の航空券がペアで贈られる。アトランタでは、デルタ本社や隣接するデルタ航空航空博物館の新展示「747エクスペリエンス」を訪れ、ジャンボ機の歴史と技術、航空旅行への貢献の歴史に触れてもらうという。

 このほか、747との思い出ストーリーの募集や、退役記念特製ポストカードの制作、ホノルル便とデトロイト便の747最終便搭乗者へのプレゼント、退役記念特製モデルプレーンの制作を行う。

 博物館に展示されている機体は、デルタの747-400初号機(登録番号N661US、機体番号6301)。747-400として世界初の機体で、1988年4月29日に初飛行した。747-400のローンチカスタマーで、合併前の旧ノースウエスト航空が1985年10月22日に発注し、1989年12月に引き渡された。2008年に両社が合併後はデルタの機材になり、ラストフライトは2015年9月9日のホノルル発アトランタ行きDL836便だった。

 退役時の座席数は、3クラス376席(ビジネス48席、エコノミーコンフォート42席、エコノミー286席)。エンジンはプラット&ホイットニー製PW4000シリーズのPW4056(推力5万6000ポンド)を4基搭載する。

 デルタが現在運航している747-400は7機。機体番号6302(登録番号N662US)、6306(N666US)、6307(N667US)、6308(N668US)、6309(N669US)、6310(N670US)、6314(N674US)で、年内に全機退役する計画になっている。いずれもノースウエストが発注した16機のうちの7機となる。

 デルタは747-400などの後継として、エアバスA350-900型機を2014年11月に25機発注。初号機(登録番号N501DN、機体番号3501)は7月13日に受領した。世界で初めてビジネスクラスにスライド式ドアを設け、個室空間を用意する。1路線目はデトロイト-成田線で、10月30日のデトロイト発便が初便となる。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:7/31(月) 22:54
Aviation Wire