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4面ガラス張りケースのホワイトモデル登場でアキバが沸く理由

7/31(月) 17:08配信

ITmedia PC USER

 左側面に透過液晶パネルをはめ込んだMOD PCがオリオスペックに並び、話題になっている。6月10日に大阪で開かれたイベント「PC自作erの集い」により作られた非売品のマシンで、期間限定公開中だ。初音ミクが踊るデモが注目を集めるが、Aura Sync非対応のLEDファンを改造して対応させたり、水冷ラジエーターを固定するためにPCケースを拡張させたりするなど、各所に工夫がみられる。

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 同店は「最近はMOD PC熱が高まっているのもあって、面白がって見ていく人が多いですね」と話す。

 そうしたMOD PC熱で注目を集めている新製品が、左右前上面に強化ガラスを採用したPCケース「Crystal 570X RGB」のカラーバリエーションモデルだ。2016年12月に登場したブラックモデルに、先週からホワイトとレッドモデルが加わった。税込み価格はどちらも3万円前後。

 なかでも複数のショップがヒットを期待しているのはホワイトモデル。その理由は内部のシャーシやパネルまで白くなっていることにある。TSUKUMO eX.は「4面ガラス張りのケースで内部が白なのは初めてだと思います。LEDライトの反射も黒ケースとは違ってくるので、また違ったライティングが楽しめるでしょう。マザーやグラフィックスカードも白黒のモノトーンはけっこうありますし、このカラーリングを待っていた人は確実にいます」と高く評価していた。

●4コア/4スレッドのRyzen 3デビュー! 下位モデルは税込み1万5000円ほど

 AMDのCPU・Ryzenのエントリークラスとなる「Ryzen 3」も先週から出回っている。ラインアップは上位の「Ryzen 3-1300X」(通常3.5GHz/ターボ時3.7GHz)と下位の「Ryzen 3-1200」(通常3.1GHz/ターボ時3.4GHz)で、税込み価格は順に1万8000円弱と1万5000円弱となる。いずれも4コア/4スレッド構成で、TDPは65Wだ。

 登場時の売れ行きはどこのショップも「そこそこ」とのことだが、今後はRyzen 3-1200が定番化するという予想も多く聞かれた。パソコンSHOPアークは「上位はRyzen 7-1700(税込み4万円前後)が定番で、ミドルはRyzen 5-1600(同2万8000円前後)あたりが人気ですけど、ここから一気に下がって税込み1万5000円で買えるというのは大きいですね。mini-ITXマザーも出ていますし、環境はそろっていると思いますよ」と話していた。

 なお、BIOSTARからはAMDのAPU「A10-4655」(4コア/4スレッド)をオンボードしたmini-ITXマザー「A68N-5600」も登場している。税込み価格は1万円前後だ。「APU内蔵のRadeon HD 7620Gが使えて、DDR3メモリやWindows 7に対応するので、手持ちのパーツを再利用するのにもいいかもしれません」(同店)という。

●PCIe x16接続のM.2 NVMe SSD×4枚差しカード「SSD7101A-1」が登場

 ストレージ関連で注目を集めていたのは、HighPointのPCIe x16カード「SSD7101A-1」だ。Type 2280のM.2スロット(PCIe 3.0 x4)を4基そろえたRAIDカードで、RAID 0/1/5/10が構築できる。カード全体で最大128Gb/sの速度が出せるが、2枚差しでリンクさせることで最大256Gb/sまで実現可能となる。税込み価格は6万円弱だ。

 入荷したオリオスペックは「ブートドライブには設定できませんが、動画編集などで大容量の超高速ストレージを求める人には刺さるモデルだと思います。フル性能を引き出すためにCore XやX299マザーと組み合わせる感じになるでしょう」と話していた。

 大量のストレージをまとめて使うアイテムとしては、ディラックから5インチベイ内蔵型のリムーバブルケース「StackGate SG880」も登場している。7mm厚の2.5インチドライブを最大8台搭載できるケースで、税込み1万3000円前後となる。

 入荷したTSUKUMO eX.は「1台ずつ着脱できるホットスワップ対応モデルです。最大で2TB×8台積めると思うと夢がありますね」と面白がっていた。

●GeForce GTX 1080 Ti搭載で211mm長のカードがZOTACから出回る

 グラフィックスカードはGeForce GTX 1080 Ti搭載モデルに話題作が多かった。

 ZOTACから登場したのは「GeForce GTX 1080 Ti Mini 11GB」。同GPU搭載モデルでは珍しく全長211mmと短い基板を採用したモデルで、デュアルファンクーラーを採用している。税込み価格は10万円前後だ。

 パソコンSHOPアークは「リファレンスよりも5cm程度短いので、コンパクトなマシンにハイエンドGPUを組み込みたい人に魅力的だと思います」と評価していた。

 GIGABYTEからは水冷システムを採用した「AORUS GeForce GTX 1080 Ti Waterforce Xtreme Edition 11G」が登場している。12cmファン1基を備えたラジエーターを同梱しており、税込み価格は14万4000円強となる。

最終更新:7/31(月) 17:08
ITmedia PC USER