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【高校総体】大暴れ帝京三のジャスティン・ビーバー亀屋

7/31(月) 8:05配信

スポーツ報知

◆全国高校総体 男子サッカー2回戦 帝京三(山梨)2―1岡山学芸館(岡山)(30日、宮城・松島フットボールセンター)

 帝京三の2年生FW亀屋が、2戦連続で大暴れだ。0―1の前半26分、ゴール前のこぼれ球に右足で反応して同点弾。「ベンチ入りできない3年生がいる中で、起用してもらっている。ここ(2回戦)で負けるわけにはいかない」。後半29分には、DFをブロックしながら前線で巧みなボールキープ。目の前に走り込んできたMF堀川への絶妙なパスで決勝点を演出した。

 背番号9の亀屋は、29日の初戦・那覇西戦で2ゴール1アシスト。2年ぶり16強入りとなったチームの全5得点に絡む大活躍に、相良和弘監督(43)は「まだ2年生だが、フィジカルも強くなってきた。スピードもある。もっと得点できる」とさらなる成長を期待した。

 高校サッカー界でスポットライトを浴びるため、大阪から山梨にやってきた。両親がブラジル出身で、この日も声援を送った父・ルイスさんは「全国大会に出て、プロになると誓った息子は本気の目をしていた」と昨年、快く送り出した。

 「友人にはよく『ジャスティン』と呼ばれる。得点を取り続けて有名になる」と世界的人気歌手のジャスティン・ビーバー似のイケメンFWは照れ笑い。甘いマスクの裏には固い決意がある。

 中2の時、両親の母国を訪問。あこがれのブラジル代表FWネイマールがかつてプレーしたサントスの本拠地を訪ねてプロ選手への夢を膨らませた。今年3月に左手首を骨折し、約2か月も長期離脱した際には「身長(183センチ)があっても当たり負けしていた」と細身(体重62キロ)の体を鍛え上げ、4キロを増やし、パワーアップを図った。

 同校OBで昨年のリオ五輪代表DF亀川諒史(J2福岡)の姿も発奮材料だ。初の全国8強へ、31日は日大藤沢戦が待つ。「先輩の活躍も追いかけつつ、帝京三の歴史を塗り替える」と亀屋。次の舞台も主役の座は譲らない。(小沼 春彦)

 ◆亀屋 光二(かめや・こうじ)2000年5月30日、大阪・柏原市生まれ。17歳。右利きのFW。国籍はブラジル。4歳からサッカーを始め、中学時代はプリマ大阪柏原FCでプレーし、帝京三高に進学。好きな選手はFWネイマール(FCバルセロナ)。183センチ、66キロ。家族は25年前に来日した父・ルイスさんと母・幸栄さん。「亀屋」姓は日系ブラジル人の母方の祖母がルーツ。兄の光夫さんはマカオでプロ経験がある。

最終更新:7/31(月) 8:05
スポーツ報知

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