ここから本文です

【世界水泳】3連覇逃し銅の瀬戸「よりいっそう東京五輪へ向けて頑張ろうと思えた」

7/31(月) 6:05配信

スポーツ報知

◆世界水泳第17日(30日、ハンガリー・ブダペスト)

 【ブダペスト(ハンガリー)30日=小林玲花】大会最終日の競泳男子400メートル個人メドレー決勝で、瀬戸大也(23)=ANA=は、4分9秒14で銅メダルを獲得した。しかし日本人初の世界選手権3連覇は逃した。同種目リオ五輪覇者の萩野公介(22)=ブリヂストン=は4分12秒65の6位だった。男子50メートル背泳ぎは、古賀淳也(30)=第一三共=が24秒51で銀メダルを獲得した。

 残っている力を振り絞り、最後は必死に水をかいた。残り50メートルまで4位だった瀬戸は、隣のリッチフィールドをかわしてゴール板をたたいた。「最後はメダルを取りたいという強い気持ちで泳いだ。世界はすごく動いている。この負けは自分にとって絶対にプラスになっていく」。3連覇はならなかったがリオ五輪と同じ銅メダルを死守し、レース後は萩野と抱き合った。

 5月に飛び込みの馬淵優佳と結婚。新妻も驚くポジティブ思考が瀬戸の強さだ。ドライブデートではよく道に迷ったが「道はつながっているから大丈夫だよ」と言い切り、妻を安心させた。肩が痛めば「バタフライの泳ぎが良くなった」と何事もプラスにとらえる。いいイメージを作るため、リオ五輪同種目の予選と、6月の大会で自己ベスト(4分07秒99)を出した時のビデオを幾度となく見返した。

 大会会場では「いいタイムで(準決勝を)泳いでいたら(決勝のレーンが)真ん中寄りになる」と、練習中は、こだわって4レーンを使った。予選でも体は重たかったが「調子はいいぞ」と自分に言い聞かせた。テンションが上がりすぎないように、「控室ではいつより口数が減った」(関係者)と、気持ちは静かに高めた。

 夫となって初の世界選手権で偉業達成を逃したが、3大会連続となる同種目でのメダルを獲得した。「よりいっそう東京五輪へ向けて頑張ろうと思えた。公介がいてくれるとパワーになる。公介は今回は苦しい試合になったけど、また2人で頑張ろうと思えた試合だった」。東京五輪では金メダルをつかむ。

最終更新:7/31(月) 6:05
スポーツ報知