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ホークス今宮2戦連発 レギュラー元年以来5年ぶり

7/31(月) 6:01配信

西日本スポーツ

 まず最低限を心掛けた。1点リードの5回1死三塁。打席の今宮はこう考えていた。「(三走の)明石さんは足が速い。転がせばどうにかなる」。左腕上原が投じた内角低め、ボール球のスライダーに体が回る。左翼への飛球はテラス席に飛び込んだ。「打ったというよりたまたま体が反応した。出来過ぎ」の8号2ラン。レギュラー元年の2012年以来、5年ぶりの2戦連発が最後まで効いた。

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 スクイズも頭にあったがサインは「打て」。カウント0-2から3球選んで6球目。天性の内角さばきで飛ばす力がある。初回に空振り三振を喫した球でもあった。ただ「あれを引っ張りにいったら三ゴロになってると思う」と狙った意図は否定する。右翼テラス席へ放り込んだ29日と同じで、意識は「センター方向に入っていく」のまま。結果的に引っ掛かり、たまたま左翼へ飛んだと強調した。

 打率3割5分3厘の7月は自己最多タイの4本塁打を放っており、11打点は柳田と並ぶチーム最多だ。好調の要因を問われ「無」と答えた。もちろん無欲の意。6月にこんな打席があった。4点を追う試合終盤、連打で無死一、二塁の好機。ここで遊ゴロ併殺打に倒れた。追い上げの気運はしぼみ、チームは敗れた。

 進塁打を頭に置いた中での結果だった。「少し右方向に意識があった。そうじゃなかったら三遊間を抜けてたかも…」。悩んだところで結論は同じ。間違いではないと思えた。「俺はウチ(内川)さんやデスパじゃない。好きなように打つわけにはいかない」。常に中堅へ打ち返し、求められる場面ではチーム打撃。無欲を重ね、今に至る。

 心の奥に「ま、欲はありますけどね」。今月は球宴前後に腰痛で7試合、先発を外れ「休んだ分を取り返そう」とも思う。それは強引さには結びつかない。この試合4打数1安打。「ホームラン以外の打席は反省して。9連戦の残り7試合は遠征先。(練習時間の確保に)難しさはあるけど、しっかり修正していきたい」。お立ち台を降りたら、微調整で頭がいっぱいだった。

西日本スポーツ

最終更新:7/31(月) 6:01
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