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生田斗真×瑛太が本気のぶつかり合い! 『友罪』映画化決定「椅子から立てなくなるような作品に」

7/31(月) 5:00配信

ぴあ映画生活

人気小説『友罪』が、主演に生田斗真&瑛太を迎えて、実写映画化される。原作者の薬丸岳、監督の瀬々敬久、そしてキャストのふたりからコメントが到着した。

ジャーナリストになる夢が叶わなかった益田は、町工場に就職した。同じタイミングで勤務を始めた鈴木は、周囲と打ち解けようとせず、過去を語りたがらない。だが、同い年であるふたりは次第に距離を縮めていく。心を通わせるようになったころ、あることがきっかけで、益田は鈴木が17年前に起こった連続児童殺傷事件の犯人なのではと疑うようになり……。

原作は、デビュー作で江戸川乱歩賞を受賞、2016年には吉川英治文学新人賞に輝いた、ミステリー界の新鋭・薬丸岳の同名小説。薬丸の作品には実在の事件に着想を得た作品も多く、犯罪の被害者と加害者、少年犯罪など、重厚なテーマを扱いながらエンタメ性の高いミステリーを描き出す。『友罪』で投げかけるのは、かつての少年犯の過去を知っても友だちでいられるか、という大きな問いだ。

「この作品を世に発表するとき、喜びよりも先に恐れを抱きました。世間の関心を集める題材ですが、同時にとてもデリケートで難しい問題を含む内容だったからです。ただ、たとえどんなにリスクがあったとしても、どうしても伝えたかったことでした」と作品発表時の心境を振り返る薬丸。さらに、今回の映画化を受けて「今、この作品にこめたメッセージを映画として、より多くの方々に訴えかけようとされる瀬々監督はじめ、スタッフの皆様とキャストの皆様の勇気と気概に、ただただ敬意の念を抱きます。スクリーンでこの作品と再会できる日を今から心待ちにしております」と期待を寄せた。

メガホンを執る瀬々監督は、圧倒的な人間描写に定評のある映画監督。友を想い、疑心や後悔と葛藤するふたりの男を生々しく映し出してくれるだろう。「日々の生活の中で報道される事件は次々に更新され続けるのですが、忘れてはいけない事件というものがある気がします。今回は、そこから派生する問題を様々な群像に託し、答えを探し続ける映画だと思っています。果たして、答えは出ないかも知れません。でも、そこに至ろうとする行為こそが大切な気がします」と、本作を映画化する意義を語る。

益田を演じる生田は、薬丸作品のファン。『友罪』も数年前に読んでいたという。「一生をかけて背負うべき過去の傷を持ちながら、それでも必死に生きようとする益田という人物を通して、多くの方に様々な事を感じ、思案していただきたいと思っております」と、思い入れたっぷりにコメント。また、瑛太との3回目となる共演については「昔から一緒に仕事をしているし、友人関係でもあるので、そこをうまく映画に反映させたいですね」と話し、「映画館の椅子から立てなくなるような作品になる予定です」と自信を覗かせた。

一方、瑛太は「この時代にこのような題材を映画化する事にまだ惑う自分もいます。とても大変な役を引き受けてしまった。でも、瀬々監督、生田斗真、スタッフを信じて最後まで演じ切りたい」とテーマをセンシティブに捉え、慎重に作品作りに参加する姿勢を見せた。実力派俳優の生田と瑛太が繰り広げるスクリーン上の真剣勝負。今から公開が待ち望まれる。

『友罪』
来年5月、全国公開

最終更新:7/31(月) 5:00
ぴあ映画生活