ここから本文です

福山市が耐震ベッドなど導入を補助 旧耐震基準の木造住宅対象

7/31(月) 20:50配信

山陽新聞デジタル

 広島県福山市は、1981年5月以前の旧耐震基準で建てられた木造住宅を対象に、耐震シェルターと耐震ベッドの導入経費を補助する制度を新設した。同住宅の耐震改修補助制度は2017年度から上限額を引き上げており、いずれも交付申請を受け付けている。

 耐震のシェルターは部屋の中に置く頑丈な箱形の装置で、ベッドは落下物から身を守り、転倒しない造り。どちらも一定の空間を確保でき、地震で住宅が倒壊しても命を守ることができる。市によると、購入・設置費用は安いケースではシェルターが50万~60万円、ベッドは30万円程度。

 新制度では、シェルターは20万円、ベッドは10万円をそれぞれ補助上限とし、購入・設置経費の2分の1を支援する。市が指定する業者の製品を対象とし、18年1月末までに工事を完了する必要がある。それぞれ2件の申請を見込んでいる。

 耐震改修の制度は、経費の3分の1を補助しており、16年度に50万円だった上限額を17年度は80万円へとアップし、4件の利用を想定。このほか改修に向けた耐震診断について、市は従来同様に2万円を上限に経費の3分の2を補助する。17年度は20件分の予算枠を確保している。

 市はこれらの補助制度について、10月下旬に申請を締め切る予定。市建築指導課は「旧耐震の木造住宅に暮らしている場合はまず耐震診断を受けてもらい、結果に応じて改修やシェルター、ベッドの導入を検討してほしい」としている。

 問い合わせは同課(084―928―1103)。