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学校説明会、見学会ではここをチェック!

7/31(月) 12:03配信

ベネッセ 教育情報サイト

夏休み中に、高校見学会などに参加されるかたも多いと思います。
そこで今回は、説明会や見学会で、保護者のかたにチェックしておいていただきたいポイントについてお話しします。

コースやカリキュラムは入念にチェックを

志望校選びと同じくらい大切なのが、受験するコースやカリキュラムの見極めです。特に私立の場合、「特進コース」「グローバルコース」など、数多くのコースを設けている学校も多く、コースによって難易度がかなり違うケースも少なくありません。大学進学実績にも、成績上位コースの実績が反映されていると考えてよいでしょう。
また、コースによってカリキュラムも異なります。国公立大学を目指すなら、「数学II」・「数学B」などの履修が必須ですが、私立文系向けのコースを選ぶと、これらの科目がカリキュラムにない場合があります。お子さまのやりたいことや可能性を狭めないよう、コース選びやカリキュラムについてはよく検討し、わからないところは説明会の場で先生に質問するとよいでしょう。

グローバル教育やICT教育の実態は?

大学入試改革の方向性を反映し、多くの高校ではグローバル教育やICT教育に力を入れています。とはいえ、その実態は様々です。たとえばお子さまが英語に興味があるなら、ネイティブの人と触れ合う機会や海外研修、留学制度の内容について、詳しく尋ねてみるとよいでしょう。学校内に日本語禁止エリアがあり、そこでネイティブの先生と触れ合える、マンツーマンでのオンライン英会話が必修になっているなど、英語を話す機会を増やしている学校も数多くあります。海外研修といっても、夏休みに学生のいない海外大学のキャンパスに行って集団授業を受けるだけでは、雰囲気を味わうことはできても、あまり英語力の向上にはつながらないかもしれません。ICT教育についても、ただ電子黒板やタブレットを導入しているかといったハードの面より、それをどのように学習に生かし、活発に情報交換を行っているかを確認できるとよいですね。

理科室や図書室、廊下の掲示物などからわかること

学校内を歩いていると、その学校の先生と生徒たちが何に力を入れているかが伝わってくると思います。理系に力を入れている学校ならば、理科の実験室が物理・化学・生物(地学まであるところも)とあり、よく活用されているはずです。図書室にも学校の雰囲気がよく表れます。生徒がよく勉強するアカデミックな学校は蔵書が充実していますし、司書の先生や図書委員のおすすめ本のコーナーがあったり、ポップが工夫されていたりして活気を感じます。
また、先生と生徒のやり取りの様子、先生の雰囲気はアカデミックなのか、フランクなのかといったことから、その学校の校風や文化を感じ取ることができます。テストの順位が張り出されていれば、生徒同士が切磋琢磨することを期待する教育方針だとわかりますし、「●●部、〇〇大会進出」などの垂れ幕が下がっていたり、部活の勧誘のポスターやイベントの告知がたくさん張ってあれば、部活がさかんな学校だとわかるでしょう。生徒に覇気があり、学校生活を楽しんでいる様子が伝わってくれば安心です。いちばん大切なのは、その学校がわが子をのびのびと成長させてくれそうかどうか、ということです。
先入観にとらわれず、お子さまと話し合いながら志望校の検討を行ってください。

(筆者:安田 理)

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