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キャベツが主役のカレー 道の駅が開発

7/31(月) 12:15配信

両丹日日新聞

 特産キャベツを添え物ではなく主役にと、兵庫県豊岡市日高町の道の駅「神鍋高原」が、地元で取れたキャベツを使った「神鍋高原キャベツカレー」を開発し、売り出した。レトルトパックの箱入りで、1500個の限定販売。

 レストランやカフェなどのカレーにはキャベツのミニサラダが添えられることが多いが、新商品はキャベツが堂々の主役になっている。

 神鍋高原では戦後すぐからキャベツが盛んに栽培されてきた。肥料持ちが良い火山灰土の「黒ぼく」土壌と、昼夜の寒暖差が大きい高原の特性が甘いキャベツを育ててきた。また、秋に植え付けをして一冬越させるため、深い雪の下で更に甘みをたっぷり蓄えていく。

 食感が良く、甘く、葉の詰まりも良いということで人気が高く、農林水産省の野菜指定産地(春キャベツ)と、兵庫県認証食品になっている。

 しかし農家の高齢化は深刻で、大事なブランドを守っていけるようにと、行政やJAも一緒になって販路拡大へと普及活動に取り組む。道の駅(日高振興公社)では売店での販売のほか、新たな商品開発をして農家を元気づけてきた。

 第1弾は2014年、キャベツに合うドレッシング「Misosu(ミソス)」を新たに作って販売。その後、キャベツを使ったスナック菓子「神鍋高原キャベツチップ」、キャベツアイス、キャベツキムチ、キャベツコロッケが登場し、キャベツチップはリピーターがつく人気商品に育っている。

 第6弾として1年半かけて開発したのが、今回のカレー。食品会社に協力を得てレトルト食品にした。

 昔から神鍋では農家や民宿がカレーにキャベツを入れていたこともあり、相性が良いのは分かっていたが、キャベツの魅力をどう生かすかが課題となった。小さく刻むと溶けて形が残らず、大き過ぎると食べにくい。キャベツが持つやさしい甘味も残したい-と試行錯誤を重ね、納得いくものに仕上がったという。煮込んだキャベツのトロリとした食感が良いアクセントになっている。

 ベースは挽肉のキーマカレーで辛さは中辛。200グラムで税込み550円。道の駅「神鍋高原」売店でのみ販売する。問い合わせは道の駅、電話0796(45)1331。

両丹日日新聞社

最終更新:7/31(月) 12:15
両丹日日新聞