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水しぶき豪快に、川の中で神輿もみ合う 熊谷・葛和田であばれ神輿

7/31(月) 10:30配信

埼玉新聞

 埼玉県熊谷市葛和田にある大杉神社の祭礼行事「葛和田のあばれ神輿(みこし)」(市指定無形民俗文化財)が30日、近くの利根川で行われ、約100人の男衆が水しぶきを立てながら、川の中で豪快に神輿をもみ合った。

 かつて利根川の舟運で栄えた葛和田には、江戸時代に暴風雨に遭った船頭が、大杉神社に祈って助かったという伝承が残る。神輿をもみ合うのは、舟が暴風雨にさらされたことに由来している。

 神輿は早朝、大杉神社を出発。午後1時ごろ、利根川の渡船場に到着した。神輿が川の中に入ると、男衆が次々と神輿に上り始め、「せーの、せーの」の声とともに力強くもみ合った。その勢いで川に落ちるたびに上がる水しぶき。何段にも重なった男衆が神輿にしがみつき、周囲の男衆が神輿に水を掛けると、見物客から拍手と歓声が上がった。

 大杉祭典大頭の江利川勝義さん(63)は「小さい頃は怖くて近寄れなかったが、この地区最大の祭りとして、後世に残していきたい」と話していた。

最終更新:7/31(月) 10:30
埼玉新聞

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