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住友金属鉱山、磯浦工場に40億円追加投資し二次電池材料の能力増強

7/31(月) 6:03配信

鉄鋼新聞

 住友金属鉱山は28日、二次電池用正極材料であるニッケル酸リチウムの追加増強投資を行うと発表した。車載用二次電池での需要拡大に対応することが狙い。約40億円を投じて磯浦工場を増強。今回の追加投資によって2018年6月までに生産能力を3割増となる月間4550トンに高める。

 同社では、今後ニーズの拡大が見込まれる二次電池用の正極材を材料事業での注力製品に位置付けており、これまでも能力増強を進めてきた。
 現在は磯浦工場(愛媛県)と播磨事業所(兵庫県)でニッケル酸リチウムの増産投資を実施中。18年1月をめどに生産能力は現行の月産1850トンから約2倍の月間3550トンに増える。さらなる需要拡大に対応するため、今回磯浦工場での追加投資を決定。18年6月までに生産キャパをさらに3割高め、月間4550トンまで引き上げる。
 世界的な環境規制の強化を背景に自動車の電動化が進んでおり、市場では長距離走行を可能とする高性能な二次電池の開発・供給に対する期待が高まっている。
 電池を製造するパナソニックと共同開発した住友金属鉱山のニッケル酸リチウムはその有力材料として今後ニーズが増加する見通し。納入先のパナソニックがリチウムイオン二次電池の生産を拡大することに対応して、今回の追加増産投資を決めた。

最終更新:7/31(月) 6:03
鉄鋼新聞