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フォーミュラEモントリオール・レース2予選:ローゼンクビスト自身3度目のPP。ブエミ14番手で苦境続く

7/31(月) 2:29配信

motorsport.com 日本版

 フォーミュラEシーズン3最終戦モントリオールePrixレース2の予選が行われ、マヒンドラのフェリックス・ローゼンクビストがポールポジションを獲得した。

フォーミュラEシーズン3最終戦モントリオールePrixレース2予選結果

 市街地レースではダストが多いことで路面状況が難しく、走行するタイミングが遅ければ遅いほど、路面状況が改善されたトラックを走行できるチャンスが高まる。よってこれまでの予選でも、ドライバーたちができるだけ遅く出走するためにタイミングを伺うシーンが多く見られた。

 レース1でディ・グラッシに形勢を逆転されたセバスチャン・ブエミ(ルノー・e.ダムス)は、是が非でも予選でポールポジションを獲得しておきたいところ。しかし運はブエミに味方せず、出走順の早い第1グループに振り分けられてしまった。

 第1グループでは、ブエミ以外にロイック・デュバル(ドラゴン)、ホセ・マリア・ロペス(DSヴァージン)らが登場した。

 タイミングを見計らって他の4名がコースインした後に動き出したブエミ。しかし、アタックラップに入って最初のターン1からエイペックスにつくことができず、所々のブレーキングに失敗し、タイムは1分23秒台にとどまった。走行後のブエミはショックを隠しきれない表情を見せ、しばらくマシンから降りることはなかった。結局ロペスがトップタイムを記録した。

 間も無く第2グループの走行がスタート。ここでは、フリー走行2回目でトップタイムを記録したフェリックス・ローゼンクビスト(マヒンドラ)、ジャン-エリック・ベルニュ(テチータ)らが出走した。

 予選でも好調のローゼンクビストは1分22秒台を記録。暫定トップに躍り出た。さらにベルニュもローゼンクビストに続いて暫定2番手となった。なお、この時点でブエミのスーパーポールセッションの進出の可能性が消滅した。

 第3グループでは、シーズン1王者のネルソン・ピケjr.(ネクストEV NIO)、レース1でスーパーポール入りしたステファン・サラザン(テチータ)らが登場。しかし、トップのローゼンクビストのタイムを上回る者はおらず、ピケjr.とサラザンが暫定4-5番手となった。

 ラスト予選第4グループには、注目のディ・グラッシ、年間3番手のサム・バード(DSヴァージン)、ブエミのチームメイトであるニコラス・プロストらが走行を行なった。セッションスタートと同時にコースインした5名。セッション残り1分でバードがトップタイムを叩き出した。さらにディ・グラッシも総合5番手タイムをマークした。

 これにより、バード、ローゼンクビスト、ベルニュ、ハイドフェルド、ディ・グラッシらが、スーパーポールセッションに進出を果たした。

 まずはディ・グラッシから走行をスタート。ターン1でイン側に着くことができなかったが、その後は手堅く走行をまとめ、1分23秒557を記録した。

 第2走者のハイドフェルドは、セクター1と3でディ・グラッシの記録を上回り、暫定トップに立った。さらに次の走者であるベルニュは、ふたりよりも上手くアタックをまとめ、1分23秒の壁を破り1分22秒769をマークした。

 スーパーポールセッションはさらにヒートアップ。ローゼンクビストが、ベルニュのタイムを0.3秒ほど上回り、トップに躍り出た。ラスト出走者はバード。セクター1で好タイムを記録したが、ローゼンクビストには及ばず2番手タイムとなった。

 結局、ローゼンクビストが最終戦でシーズン3度目のポールポジションを獲得した。

 これにより、ベルニュ3番手、ハイドフェルドが4番手、ブエミとタイトル争いを繰り広げるディ・グラッシは5番グリッドからスタートすることとなる。なお、ブエミの予選結果は14番手となった。レース1に引き続き、後方から先頭を目指さなければならないという苦しい状況が続いている。

 フォーミュラEシーズン3最終戦モントリオールePrixレース2決勝は日本時間7月31日(月)早朝5時よりスタートする。