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ヒュルケンベルグ、自身をコース外に押し出したマグヌッセンを『最も汚いヤツ』だと”口撃”/F1ハンガリーGP

7/31(月) 7:30配信

motorsport.com 日本版

 ハンガリーGPの決勝、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグはピットストップをかなり遅らせた。しかしこのピットストップで、ピットクルーが右リヤタイヤの交換に手間取り後退。ハースのケビン・マグヌッセンの後方でコースに復帰した。

【写真】いくつかの接触が起こったオープニングラップのターン1になだれ込む各車

 ヒュルケンベルグは、マグヌッセンより新しいソフトタイヤでペース良く彼に迫り、すぐに背後に迫った。しかし、マグヌッセンの必死のディフェンスに遭い、ヒュルケンベルグは多くの周回を彼の後ろで過ごした。

 最終的に、彼らのバトルは70周レースの61周目に終わりを迎えた。ヒュルケンベルグが左コーナーのターン3でアウト側からマグヌッセンに並びかけたが、マグヌッセンがグラベルの上にヒュルケンベルグを押し出したのだ。

 ヒュルケンベルグは、その後マシンをガレージに入れリタイア。一方のマグヌッセンは5秒のタイムペナルティを科せられ、11位から13位に降格となった。

 レース後の囲み取材の際、ヒュルケンベルグがマグヌッセンに歩み寄り、”グリッド上で最も汚いドライバー”だったと皮肉った。これに対し、マグヌッセンもスラングを使い口汚くやり返している。

 ヒュルケンベルグはマグヌッセンとの口論の後、『NBC』の取材に対して「僕は、グリッド全体の中で最もスポーツマンらしくないドライバーに輝いた彼を祝福しただけだ。レースの時は、彼はただただ厄介なヤツだ」と答えた。

「厳しくディフェンスすることは問題ない。だけど、彼の場合は無慈悲に、ドライバーをウォールに送り込むんだ」

「彼はステアリングを切り、僕をワイドに走らせたんだ。本当に最低だよ」

「僕たちは本当に”素敵”な言葉を送りあった。彼が言ったことは、そのまま彼に送り返すよ」

 ヒュルケンベルグはこの件を、レースディレクションに問題提起すると語った。

「僕はチャーリー(ホワイティング/F1レースディレクター)と話をする」

「彼(マグヌッセン)がちょっとしたペナルティを受けたと聞いたけど、5秒だっけ? それだけなら彼はあまり気にしないだろう」

 ハンガリーGPでは、ヒュルケンベルグはハースのもうひとり、ロマン・グロージャンとも接触している。オープニングラップのターン1で両者が絡み、グロージャンが大きくポジションを落としたのだ。

 この件はスチュワードの審議対象となったが、ペナルティは出されなかった。皮肉なことに、それを後ろから見ていたマグヌッセンは、チームに次のように無線を送っている。

「ヒュルケンベルグがロマンにしたようなことをすれば、今回は荒れたレースになるだろう」

Valentin Khorounzhiy

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