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今季4勝目のベッテル「ライコネンの方が”はるかに”速かった」と認める/F1ハンガリーGP決勝

7/31(月) 12:06配信

motorsport.com 日本版

 ハンガリーGPで優勝したフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ステアリングの問題に苦しんでいたため、チームメイトのキミ・ライコネンの方が”はるかに速かった”と認めている。

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 ベッテルはスターティンググリッド上で、ステアリングが正常ではないことに気付いていたという。しかし彼はライコネンやメルセデス勢を抑えて優勝を飾り、4位フィニッシュとなったルイス・ハミルトンとのポイント差を14に広げた。

 ライコネンはレース中、ピットに対し繰り返し”自分の方が速い”と訴えていた。にもかかわらず、彼はベッテルを抜きにかからず、終始ポジションを維持した。

「キミは素晴らしいペースを持っていたし、レースのほとんどで僕よりずっと速く走れただろう」

 そうベッテルは認めた。その彼は、ステアリングの問題がレースを通じて悪化していったと語る。

「とても厳しかったよ。もう少し穏やかな午後だったらよかったのにね」

 そうベッテルは語る。

「僕はグリッドにマシンを並べたとき、ちょっと普通じゃないと感じたんだ」

「ステアリングホイールはまっすぐではなく、正しくないと感じたし、その後どんどん悪くなっていった。対処しようとしたんだけど、それが無理なことはわかっていた。だから、リヤを守ろうと思ったんだ」

「僕らはラジオで、それについて少し話をした。問題を解決するためにね。ピットは縁石を使うなと言ってきたけど、ここのような縁石を使わなければいけないコースでは、パフォーマンスが低下してしまう。そして後半のスティントでは、タイヤを使えることを確認したかった。後ろを抑えるためにね」

「最終的には僕は少し全開で走れるようになり、彼らは僕の後ろに行列を作ることになった。オーバーテイクがしにくいコースでよかったよ。それでも、僕には失敗できる余地はなかった」

 レース序盤、ライコネンはベッテルに挑戦しようとした。しかし残りのレースでは、ベッテルの後ろについて走った。

「僕らのスタートは、共に同じようだった。そして僕はスリップストリームの影響を得たけど、チームメイトと最初のコーナーで問題を起こすつもりはない」

 そうライコネンは言った。

「僕らは戦うつもりだ。しかし、公平に戦うよ。最初のスティントではメルセデスを引き離すことができたので、かなり安全だった。その後、僕はスティントの終わりに彼に追いついたんだ」

「僕はレースのほとんどをセバスチャンの後ろで過ごした。そして、彼がタイヤを労らずに、できるだけ速く走ることを望んでいたんだ。僕がメルセデスに追いつかれないようにするためにもね」

 レース終盤、ボッタスにポジションを譲られたハミルトンは、フェラーリの2台に急接近した。それでも、ライコネンがプレッシャーを感じることはなかったという。

「クルマのハンドリングは良かったから、それほど心配していなかった」

 そうライコネンは語る。

「僕はベッテルをについていくことができた。でもそれは理想的なことじゃなかったんだ。なぜなら、僕にはスピードがあると感じていたし、そして優勝にこだわっていたから」

Matt Beer

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