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WRCトヨタチーム総代表豊田章男社長「日本とフィンランドの国歌を聞けたことに大変感激」

7/31(月) 18:58配信

motorsport.com 日本版

【WRC】チーム総代表トヨタ社長「両国の国歌を聞けたことに大変感激」 トヨタにとって“ホーム“イベントであるWRCラリー・フィンランド。チームは1-3フィニッシュを飾った。

ラリー・フィンランド最終リザルト

 今季2勝目をトヨタにもたらしたのは、トヨタのルーキーであるエサペッカ・ラッピだった。今季途中からWRCクラスに参戦しているラッピは、4戦目にして自身初優勝を遂げた。同僚のユホ・ハンニネンは、4日間通して堅実な走りをみせ、自身初の3位表彰台となった。

 エースのヤリ-マティ・ラトバラは、3日目でマシントラブルに見舞われてリタイアとなったが、最終日にはイベントに復帰。パワーステージで4位につけ、2ポイントを獲得した。

 イベント終了後、日本にてチームの健闘を見守ったトヨタ自動車代表取締役社長兼、チーム総代表である豊田章男社長が次のようにコメントを寄せた。

「私どもTOYOTA GAZOO Racingにとってホームラリーと言えるラリーフィンランドでラッピ選手が優勝という最高の結果を残してくれました。応援いただきましたファンの皆様にお礼を申し上げます。ありがとうございました。ラッピ選手にとって、初のWRCクラスでの表彰台、それも地元フィンランドで一番高い位置に立つという結果を一緒に祝うことができ、これ以上の喜びはありません。

 また、ハンニネン選手も自己最高の成績となる3位を獲得してくれました。ヤリスWRCはメイン開発ドライバーであった彼無しには生まれていません。おめでとう!と共に、ありがとう!の言葉も彼に送りたいと思います。 車両トラブルによりラトバラ選手には悔しい想いをさせてしまい、申し訳なく思います。しかし彼が最終日に見せてくれた走りは、何があっても最後まで全力で走りきるというラリードライバーの意地を感じるものでした。本当に頼もしく感じます。

 開催地のユバスキュラの地は単にホームタウンというだけでなく、我々のWRCプロジェクトにとって、大変ゆかり深い地です。3年前、ラリーフィンランド観戦のために、この地を訪れ、チーム代表のトミ・マキネンと、“もっといいクルマとはなんだろう?”と語り合い、クルマに乗りました。そして、我々は、ラリーを通じて、もっとクルマを学んでいこう…もっといいクルマを作っていこう…そのためにWRCに挑戦しよう…と意気投合し、このプロジェクトが始まりました。

 その時から、マキネン代表以下、チーム全員がこの地で“ドライバーが理想とするクルマ”、“思いっきり走らせることができるクルマ”をつくろうと頑張ってきました。このフィンランドの道で鍛えてきたヤリスWRCだからこそ、3台とも素晴らしい走りをすることができたのだと思います。日本でテレビを通じて観戦していましたが、表彰式で青空の下にフィンランド国旗と日の丸がはためく中、両国の国歌を聞けたことに大変感激いたしました。

 学びの年はまだ続きます。あと4戦、これからも世界の道が我々に沢山の課題を与えてくれると思います。その中で、チーム全員が一丸となって、ヤリスWRCを鍛えていければと思います。今後とも応援、よろしくお願いいたします」

※文中のコメントはTOYOTA GAZOO Racing NEWSより抜粋。