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コンビニATM不正出金事件 259件全て立件し捜査終結

8/1(火) 8:01配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡など17都府県のコンビニの現金自動預払機(ATM)から現金18億円超が不正に引き出された事件で、静岡地検は31日までに、不正作出支払用カード電磁的記録供用と窃盗の罪で住所不定、コンサルタント業の男(33)を静岡地裁に起訴した。静岡県警は同日までに、被告を含む実行役11人を逮捕、県内25店舗で確認された259件、2590万円の被害全てを立件し、捜査を終結した。

 起訴状によると、被告は複数の仲間と共謀し、2016年5月15日早朝、浜松市北区と中区のコンビニ9店舗のATMで、偽造カードを使って810万円を引き出したとされる。

 県警国際捜査課などによると、県内では静岡、浜松、御殿場、裾野の4市のセブン-イレブン計25店舗で被害が確認された。4グループが5月15日午前5時台から7時台の間に車でコンビニを転々とし、犯行を繰り返していたという。

 同課は清水署などと合同捜査班を編成。店内の防犯カメラ映像を解析するなどして全ての実行役を特定し、少年2人を含む11人を逮捕した。いずれも関東など県外在住者。少年2人を除く9人が窃盗などの罪で起訴され、これまでに6人が一審で有罪判決を受けた。

 一連の事件では、南アフリカの銀行が発行したカードの顧客情報が悪用された。警察当局は、国際的な犯罪組織や国内の指定暴力団が関与しているとみて全容解明を進めている。

静岡新聞社