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被災児童ら伊江島満喫 ティーダキッズ事業 民泊でさまざまな体験

8/1(火) 13:22配信

琉球新報

 【伊江】2011年3月の東日本大震災で被災した地域の子どもたちを招く「ティーダキッズプロジェクト」(同実行委員会主催)で7月25日、岩手県釜石市の高校生8人、中学生1人、小学生6人の15人が伊江村を訪れた。一行は8月6日まで民泊をしながら「ハイビスカスのさし木体験」や「乗馬体験」など沖縄の夏を満喫できるさまざまな体験をする。同プロジェクトは本年度で終了となる。


◆岩手・釜石の15人民泊/「沖縄楽しみたい」

 児童生徒らの船の入港時には、伊江島のキャラクター「たっチュン」や、「島ゆり太鼓」が力強い舞と太鼓の響きで迎えた。

 入村式で名城正英副村長が「このプロジェクトを人生を見詰める第一歩として、沖縄の自然と文化に触れ、楽しく素晴らしい日々にしてください」と激励した。

 ティーダキッズプロジェクト実行委員会理事の奥野修司さんは「沖縄の人たちの心を感じる体験をしてほしい」と呼び掛けた。参加者を代表して、宮田勇士さんが「おかげさまで地域の人たちも元気になりました。沖縄を楽しみたい」とあいさつした。

 サプライズゲストとしてロックバンド「紫」のメンバーで、ドラマーの宮永英一さんも登場した。宮永さんは「伊江島でリフレッシュして、心の底からエンジョイしてください。自分たちの故郷を元気づけられるような人材に成長して」とエールを送った。
(知念光江通信員)


◆大漁に歓声/追い込み漁体験

 

 【伊江】「ティーダキッズプロジェクト」に参加した岩手県釜石市の児童生徒が7月28日、伊江村の阿良の浜で追い込み漁を体験した。

 伊江漁協観光部会が協力した。日差しを受けながら一列に並んで海に入り、網の奥に魚を追い込んだ。砂浜に上げられた網にはイラブチャーやアイゴなどが多数確認されて、色とりどりの魚に子どもたちは大きな歓声を上げた。

 八幡桃菜さん(高1)は「沖縄は初めてで島の自然や人の温かさに感動している。海もきれいで、たくさんの魚が捕れて驚いた。滞在中はいろんな体験を通して思い出をつくりたい」と話した。
(金城幸人通信員)

琉球新報社

最終更新:8/1(火) 13:22
琉球新報