ここから本文です

6人登壇、提案や質問鋭く 島田市女性議会

8/1(火) 9:26配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 島田市女性議会が30日、市議会議場で開かれた。公募で選ばれた17~52歳の女性6人が登壇し、持ち時間20分の中で子育てや農業、防犯などに関する多彩な質問や提案を市当局にぶつけた。

 家族で茶製造販売業を営む萩下恵さんは、川根地区の若者向け住宅について質問。同地区は売りに出される家や土地が少なく、定住を望む若者が新居を建てられない現状を指摘した。染谷絹代市長は「公共的な利用見込みのない市有地を売りに出したり、住宅地にリニューアルしたりする手法がある。未利用地の活用を図っていきたい」などと答弁した。

 金谷高3年の北川陽菜さんがコミュニティーバスの利便性向上を求めると、杉村嘉弘地域生活部長は運行位置をスマートフォンなどで確認できる「バスロケーションシステム」を本年度中に導入する方針を示した。北川さんは議会終了後、「緊張したけれど丁寧に質問に答えていただいた。この経験を今後の生活に生かしていきたい」と感想を述べた。

 女性議会は、1876年の浜松県公選民会の代議人選挙で市内の女性が日本で初めて投票権を行使したことを周知する目的で3年前から開催。議事進行役を務めた福田正男市議会議長は「市議よりも鋭い質問があった。今後も市議会に目を向け、市政に対する意見を出してほしい」と講評した。

静岡新聞社