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クラウドアプリケーションに業界特化型AIプラットフォームを導入

8/1(火) 9:10配信

MONOist

 米インフォアは2017年7月11日、企業向けの業界特化型AIプラットフォーム「Coleman」を、同社が提供するクラウドアプリケーション群Infor CloudSuiteに導入すると発表した。

 Colemanは、膨大なデータから価値ある情報を掘り起こし、機械学習能力によって在庫管理や輸送ルートの計算、予防保全などのプロセスを改善するAIプラットフォーム。

 ある研究結果によると、人は1分間にタイピングできる量の3~4倍の単語数を話したり、聞いたりできるという。このように、対話は作業効率を高めるが、自然言語処理や画像認識が可能なColemanは、人とのチャットや聞き取り、会話、画像の認識によって、より効率的なテクノロジー活用を支援する。さらに、同社のソーシャル コラボレーションプラットフォーム「Infor Ming.le」や対話形式のユーザーインタフェースにより、会話での関係を構築してユーザーの作業効率を高める。

 Colemanは、以下の4つの方法で人の手による作業を最適化する。「対話」では、やりとりをより効率的で自然にし、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。「増強」は、業務上のパートナーとして作業効率を高める。「自動化」では、定例的な作業を代行し、「アドバイス」で意思決定に役立つ高度な洞察を提供する。

 同社では、Colemanとの対話例として「この会社の売掛金残高はいくら?」「この顧客にとって次のベストな提案は何?」などを挙げている。他にも取引先の営業担当や有給休暇の残数を尋ねたり、請求書の作成を依頼したりといったことが可能だ。

 Colemanの機能のうち、ヘルスケア業界向けの予測在庫管理や、宿泊や娯楽業界向けの価格最適化管理、小売業界向けの予測機能、品ぞろえ計画、販促管理などは既に利用できる。同社では、2018年度にかけてColemanをInfor CloudSuiteの業界特化スイートに導入する予定だ。なおColemanの日本語対応および日本市場のInfor CloudSuiteにおけるColmanの導入は未定となっている。

最終更新:8/1(火) 9:10
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