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豪州に完敗 なでしこ厳しい現実

8/1(火) 16:45配信

東スポWeb

 米国・サンディエゴで30日(日本時間31日)に行われた女子サッカーの国際親善大会、4か国対抗でなでしこジャパンはオーストラリアに2―4の完敗を喫した。前半に先制しながらも、守備陣がミスを連発して自滅。持ち味を完全に消され、現時点での実力差を見せつけられた。

 オーストラリアとは過去23試合戦い、10勝7分け6敗。2015年カナダW杯準々決勝では1―0で勝ったものの、16年2月のリオ五輪アジア最終予選は1―3で敗れており、力関係は変わりつつあった。そんな中で突きつけられた厳しい現実。佐々木則夫監督時代のチームはパスや連動性に磨きをかけることで体格差をカバーしてきたが、オーストラリアは早い時間からのプレスで日本の長所を潰した。

 それが結果となって出てしまったのが1―1で迎えた前半16分の失点。代表デビュー戦のDF坂本理保(25=長野)が相手FWのプレスを受けてボールを奪われ、勝ち越し点を献上した。かつて佐々木氏は「日本人より大柄の選手たちが、なでしこのサッカーをやり始めたらかなわなくなる。こちらとしては、それを上回るためにプレーの精度を磨かないと」と話したが、今のなでしこジャパンにはそれを体現できる人材が不足。技術、体力ともに世界レベルに達していない。

 それでも、先制点を奪ったFW田中美南(23)は試合終了間際にFWモミ木結花(21=ともに日テレ)との好連係でゴールをお膳立て。「やれたこともあった。一つずつ積み重ねたい」と手応えを口にした。高倉麻子監督(49)は「通用する選手、通用する部分が分かってきた。選手たちも戦術理解が深まり、多くを学べた試合だった」と決して悲観的になってはいない。最終戦となる米国戦(3日=同4日)で今後に希望をつなぐ勝利をつかめるか。

最終更新:8/1(火) 16:45
東スポWeb

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