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STXフランス、伊フィンカンティエリが最善の投資家候補=仏経済相

8/1(火) 17:12配信

ロイター

[ミラノ 1日 ロイター] - フランスのルメール経済相は、同国が「一時的に」国有化した造船会社STXフランスについて、民間の株主を求める姿勢を示し、イタリアの同業フィンカンティエリ<FCT.MI>が最善の選択肢だと述べた。ただ、同社との交渉が成立しなければ、政府は別の選択肢を検討せざるを得ないと指摘した。1日付のイタリア紙コリエーレ・デラ・セラに掲載されたインタビュー記事で明らかになった。

同相は、インタビューで「STXはフランス国家が支配すべきではない。われわれは民間の株主を求めている。現時点でフィンカンティエリはこの大規模な事業に加わるのに最善の企業グループだ」と述べた。

STXフランスは、韓国の親会社STXが経営破綻した。フィンカンティエリは今年5月、STXフランスの3分2を7950万ユーロ(9320万ドル)で取得することに合意。仏政府は50%ずつの折半出資を提案したが、フィンカンティエリは仏政府案を拒否した。

これを受けて、STXフランスの少数株式を持つ仏政府は、他の株主らから保有株を優先的に買い取る権利を7月末の失効前に行使した。

イタリアとの協議を1日に再開する同相は、両国が今後数週間のうちにSTXに関して合意できることを期待すると語った。

株式の優先買い取り権を行使したことについては、より多くの時間を設け、イタリアとの協議を再開するためと説明した。

フランスはイタリアからの出資に前向きだとした上で、STXはフランスにとって唯一無二の大規模事業であり、戦略的に重要と指摘した。

最終更新:8/1(火) 17:12
ロイター