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【こちら日高支局です・古谷剛彦】札幌開幕週は大盛況 レイエンダにハヤブサマカオー 印象的だった新馬戦

8/2(水) 6:02配信

スポーツ報知

 7月29日に開幕した札幌競馬は、入場者数と売り上げが2日間とも、前年を上回る盛況ぶりを見せた。29日はビギナーズセミナー、30日はNHK文化センター主催の「女性のための競馬初心者講座」の講師を担当。ビギナーズセミナー参加者も大半は競馬が初めてという人ばかり。NHK文化センターの講座は、函館競馬開催中に札幌競馬場の来賓席を利用し、テキストを使った講義を行い、ライブ観戦につなげる全2回の内容だったが、馬券を買うのが初めてという参加者ばかりで、マークカードの塗り方など、初歩的なところから説明をしたが、慣れてくると、選ぶ馬券の種類も増え、競馬を楽しんでいる様子がうかがえた。

 「競馬場のイメージが変わりました」「場内のクリーンさ、馬の美しさに驚き、走る馬を目の前で見ると興奮するものですね」。参加者の皆さんが話していたのが印象的だった。

 札幌競馬の開幕週は、新馬戦に評判馬が出走したことも、入場者数の伸びにつながったことは明らかだ。今年の日本ダービー馬・レイデオロの全弟であるレイエンダ(牡2歳、美浦・藤沢和雄厩舎)は最後方から楽に差し切るパフォーマンスで、スタンドのファンから大きな歓声があがった。続くダートの新馬では、ハヤブサマカオー(牡2歳、美浦・伊藤圭厩舎)が馬なりで大差をつける逃げ切り勝ちを収め、度肝を抜いた。

 昨年、札幌ダート1700メートルの2歳レコードを樹立したハヤブサナンデダロが、22日の駒場特別(函館)で3勝目を挙げた。しかし、レース中に脚元を痛め、翌日に残念ながら予後不良の診断が下された。オーナーの武田修氏にその話をうかがった直後、「来週にハヤブサマカオーという新馬がデビューするので、ぜひ応援して下さい」と、前を向いていた。

 新馬戦をゴール前で観戦していたが、「ナンデダロが後押ししてくれたと思います」と、亡き愛馬の名前も出して喜んでいた。伊藤圭厩舎の陣営も、ハヤブサナンデダロの分を…という気持ちもあったと思うが、涙を流す人もいた。レイエンダとともに、今年の開幕週の新馬戦は、個人的にも忘れることができない一日になった。

 短い札幌の夏だが、名馬を次々と送り出す競馬場として、多くの方々と盛り上がっていきたい。(競馬ライター・古谷 剛彦)

最終更新:8/2(水) 13:00
スポーツ報知

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