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ダルビッシュ、ドジャースに電撃移籍

8/2(水) 6:05配信

スポーツ報知

 【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)31日=盆子原浩二】トレード移籍のうわさが上がっていたレンジャーズ・ダルビッシュ有投手(30)がドジャースに電撃移籍することが決まった。期限となる31日(日本時間1日午前5時)、ギリギリで交渉が成立し、両球団が発表した。レ軍にはマイナー3選手が移籍。右腕は優勝請負人として期待される。また、アストロズの青木宣親外野手(35)も交換トレードでブルージェイズへの移籍が決定した。

 さまざまな思いが去来する。アーリントンのレンジャーズ本拠地内で行われた移籍会見。ダルビッシュは2022日間所属した古巣と、“世界一請負人”として挑む新天地への思いを打ち明けた。

 「チームメートにもファンの方にもお世話になったので、本当に感謝している。一番勝っているチームから欲しいと言われて、すごく光栄」

 まさに電撃トレードだ。ウェーバーを経ずにトレードができる最終期限は米東部時間午後4時(日本時間午前5時)。低迷するレ軍が放出を決断した27日から米メディアを騒がせてきたが、ダル本人に移籍の見通しが伝えられたのも、まさにデッドライン直前だった。残り10分を過ぎても情報が錯綜(さくそう)し、移籍の第一報が流れたのは締め切り12分後だ。「心の準備はしていた」というが、会見では表情の硬さが抜けなかった。

 ド軍の期待は大きい。ナ・リーグ西地区首位を独走しているものの、絶対エースのカーショーが腰痛で離脱中。世界最強左腕の“穴埋め”はもちろん、右の柱として88年以来29年ぶりワールドシリーズ制覇へ導く奮闘が宿命づけられる。当然、今季9勝の前田との相乗効果も見込まれる。4番のベリンジャーから「もう、ユウと対戦する必要がないのはうれしい」とツイッターで歓迎され、ザイディGMからは「トップクラスの先発が必要だった。チームにとって間違いなく精神的な後押しになる」と高い評価を受けた。右腕は「トレードと言われたら行くしかないし、それに対してプロとして適応するだけ。ちゃんとチームに溶け込むように、としか今は考えていない」と力を込めた。

 今季がレ軍との6年契約最終年。オフにはFAとなり、数か月間のレンタル移籍の意味合いが強い。レ軍と再契約する可能性については「そこは契約ごと。ちゃんといろんなチームと話をするつもりだから、まだ何も言えない」と話すにとどめた。新天地デビューは本来、中継ぎのスチュワートが先発予定だった2日(同3日)の敵地・ブレーブス戦が有力視される。“世界一請負人”として、ミッションを全うする。

 ◆ダルビッシュ有(だるびっしゅ・ゆう)1986年8月16日、大阪・羽曳野市生まれ。30歳。東北高で2年春から4季連続で甲子園出場。05年にドラフト1巡目で日本ハム入団。07、09年にチームを優勝に導きMVP。08年北京五輪、09年WBC代表。11年オフにレンジャーズ移籍。15年に右肘を手術、昨年5月に復帰登板。196センチ、102キロ。右投右打。今季年俸は約12億円。

最終更新:8/2(水) 6:05
スポーツ報知

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