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【浦和】大シャッフル起こる?競争促す堀新体制で初練習

8/2(水) 6:05配信

スポーツ報知

 J1浦和は1日、堀孝史新監督(49)の就任後、初の全体練習を行った。7月30日に解任されたミハイロ・ペトロヴィッチ前監督(59)はリーグ戦で保有28人選手中17人を先発起用するなど戦力を絞ったが、新監督は競争を促す方針。エースFW興梠慎三(31)ら主力も「ゼロからのスタート」と危機感を示し、控え組のアピール次第では大シャッフルが起こる可能性も出てきた。

 新しい船出は緊張感に包まれた。コーチから昇格した堀新監督は、さいたま市内のグラウンドで行われた全体練習前に円陣を指示した。「皆、胸に秘めるものがあると思うが、続けていかないといけない。細かいところをしっかりできるようにしないと意味がない。いい雰囲気でやりたいが、それが油断にならないように、やるべきことをしっかりやり、前に進もう」

 妥協を許さず、切磋琢磨(せっさたくま)できる厳しい集団を目指すと伝えた。約1時間30分、選手はオフ明け恒例のフィジカルトレーニングを黙々とこなした。

 堀監督は最初のミーティングで施政方針を明かしている。「本当の意味での競争をしながら、心技体、本当に戦う準備ができている人間で戦っていきたい」。主力組も控え組も関係なく、横一線を強調した。

 ペトロヴィッチ前監督はリーグ戦で28人の保有選手(2種登録選手除く)のうち17人を先発で起用した。20試合で10試合以上先発したのは11人。GK西川、DF槙野、森脇、遠藤、MF阿部、柏木、FW興梠ら不動のメンバーだった。その主力らも危機感を募らせる。

 12ゴールでJ1得点ランクトップの興梠は「堀監督は、その時のいい選手を使うと言っていた。レギュラー争いも皆、ゼロからのスタート。刺激になる」と気を引き締めた。司令塔の柏木も「一人一人がゼロから練習で戦わないといけない」と競争を覚悟している。今季、期限付き移籍していた岡山から復帰したリオ五輪代表MF矢島は「自分たちのような立場の選手にとってはチャンスだと思う。競争を求められているし、下から頑張りたい」と気合十分。若手の頑張り次第では、先発メンバーが大シャッフルされる可能性もある。

 堀新監督は前政権下にはなかった非公開練習も実施し、環境づくりに注意を払う。新体制の初陣は5日の大宮戦(埼玉)。個々の激しい競争が苦境脱出へのエネルギーとなる。(羽田 智之)

最終更新:8/2(水) 6:05
スポーツ報知