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伝統工芸品 新しい価値を コシノジュンコさん知事と会談

8/1(火) 10:41配信

福島民報

 福島県内の伝統工芸品の高付加価値化を支援する世界的デザイナー・コシノジュンコさんは31日、県庁で内堀雅雄知事と会談し、「長い歴史へのこだわりが逆に邪魔になる場合がある。先入観を持たず、デザインの力で新しい価値を見いだしたい」と福島の潜在的な可能性を語った。
 内堀知事は2020年東京五輪・パラリンピックに向け「もう一度、日本をデザインし、世界に向けてシャープな福島を発信したい」と強調。コシノさんは「(東京五輪は)福島のイメージを変える大きなチャンス。伝統は見方を変えるだけで格好良く、モダンになる」として伝統工芸とのコラボレーションに期待を寄せた。
 コシノさんら著名デザイナーが新たな視点で商品開発や販路開拓を支援する県クリエイティブ伝統工芸創出事業の一環。今年度は「HOTEL」をテーマにホテルや旅館などの空間を彩る新商品を生み出す計画で、コシノさんは1日まで事業者の選定審査に当たっている。来年3月に新たにデザインした商品の発表会を開く。
 コシノさんの夫で「JUNKO KOSHINO」社長の鈴木弘之さん、息子で取締役事業部長の順之さん、同事業プロデューサーの川又俊明さんが一緒に訪れた。内堀知事が県特産の桃をコシノさんに贈った。

福島民報社

最終更新:8/1(火) 11:08
福島民報