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圧巻 伝統の野馬懸 相馬野馬追日程終了

8/1(火) 12:22配信

福島民報

 国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」最終日の31日、福島県南相馬市小高区の相馬小高神社で野馬懸(のまかけ)の神事を行い、3日間の日程を終えた。
 神社境内に設けられた竹矢来(たけやらい)に、騎馬武者が3頭の裸馬を1頭ずつ追い込んだ。御神水(おみたらし)に浸した駒とり竿(さお)が神馬(しんめ)となる1頭に打ち付けられた後、白装束をまとった9人の御小人(おこびと)が馬に飛び掛かった。
 激しく暴れる馬の首や体を素手でつかみながら数メートル進み、振り落とされる場面もあった。無事に捕らえると、来場した約1900人から拍手や歓声が上がった。神馬は神前に奉納された。
 東京電力福島第一原発事故で小高区から相馬市に避難している飯塚ナツヨさん(89)は7年ぶりに野馬懸を観覧した。「勇壮な姿が見られてよかった。野馬追が離れ離れになった友人や家族と会えるいい機会になった」と笑顔を見せた。

福島民報社

最終更新:8/1(火) 12:39
福島民報