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小坂町森林組合、3000万円不正受給

8/1(火) 9:32配信

岐阜新聞Web

◆間伐面積の水増しなど119件
 岐阜県は31日、下呂市の小坂町森林組合(住正文代表理事組合長)が国と県の間伐補助事業に絡み、2013~16年度に間伐した面積の水増し改ざんなど119件を不正に申請し、約3千万円を受け取っていたと発表した。40代の男性担当者が仕事に追われ、ずさんな申請書類を提出していたという。着服などはなかったといい、県は刑事告訴をするかどうか検討している。
 県によると、119件のうち、間伐の申請間隔(5年)よりも短い時期に申請する「重複申請」が18件、間伐面積を水増しする「面積の改ざん」が101件あった。水増し分の面積は4年間で約93ヘクタールとみられる。
 県森林整備課が今年6月末、同組合の申請書類の間伐場所をパソコンで入力していたところ、前年度と重複する場所を見つけ、下呂農林事務所が調査していた。不正申請は、男性担当者が補助金業務に携わった13年度から始まったという。同事務所は申請書類をチェックしていたが、パソコン上の確認方法を勘違いしたため、不正を見抜けなかった。
 男性担当者は県の聞き取りに対し、「忙しくて測量に行くことができなかった。補助金を多く受け取ろうという意図はない」と説明しているという。
 住組合長は「私の監督不十分で、組合員に大変な迷惑をかけることになった。全体像がつかめていないため、国や県の今後の指導を待ちたい」と話している。

岐阜新聞社

最終更新:8/1(火) 10:34
岐阜新聞Web