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民間ロケットの打ち上げ 中継会場に町内外から4281人 大樹町

8/1(火) 14:46配信

十勝毎日新聞 電子版

 大樹町は、インターステラテクノロジズ(IST、本社大樹町、稲川貴大社長)の観測ロケット「MOMO(モモ)」の打ち上げに合わせて、7月29、30の両日、同町内の多目的航空公園で行ったスペースフェスタ2017の来場者をまとめた。町の人口の75%に匹敵する、延べ4281人が道内外から訪れた。

 大樹町などによる実行委やIST、十勝毎日新聞社が主催し、大型モニターによる打ち上げの中継、子ども向けのクイズ大会などを実施した。5000人程度の受け入れを想定し、2000台分の駐車場を用意した。

 霧のため午前の段階で中止を決めた29日は1764人だったが、機体トラブルや海上安全の都合で、早朝から夕方まで打ち上げが延期された30日は2517人が訪れた。車両数は2239台で、管外ナンバーが半数近くを占め、遠くは九州地方のナンバーを付けた車もあったという。

 航空公園内の宇宙関連実験の資料を展示する宇宙交流センターSORA(そら)も混み合った。昨年のセンター来館者は3880人だったが、町企画商工課航空宇宙推進室は「備え置いたパンフレットも大分なくなっており、来場した人に、1人1回は見てもらえたのでは。PRの場面になった」と、2日間で昨年1年間の実績を上回る来館があったとみている。

 ただ、30日は打ち上げ時間の延期で待ち時間が長引いた。打ち上げ後の記者会見で酒森正人町長は「空き時間の有効活用は課題がある。宇宙を楽しめる時間をつくるのも、大樹町の役割かと感じている」と話した。今後について同推進室は「特産品を食べてもらえるような場面があっても良いと思う。町民参加で盛り上げるようなことを検討したい」としている。(伊藤亮太)

十勝毎日新聞