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天日干しで梅のうま味ぎゅっ 津山・梅の里公園、実太り良好

8/1(火) 21:00配信

山陽新聞デジタル

 夏の日差しでうま味をぎゅっ―。岡山県内有数の梅の産地として知られる「梅の里公園」(津山市神代)で、収穫した梅の実の「天日干し」が行われている。今年は一つ一つの実が大きく、例年以上においしい梅干しができそうと、作業にも力が入る。

 市梅の里管理組合が同公園で6月に収穫し、塩漬けしておいた「南高」「甲州小梅」の約700キロをひっくり返したりしながら三日三晩かけて干す。水分をとばすことで色つやが良くなり、風味も豊かになるという。

 今年は7月31日からスタート。同組合の7人が、うぐいす色の実を板の上に並べていくと、周囲は甘酸っぱい香りに包まれた。作業は今月中旬まで続く。

 今年は、冬の寒さと5月上旬の遅霜で、1本の梅の木になる実の数は例年の半分以下となったが、その分、一つの実に栄養が行き渡り、実太りは良好。前原啓志組合長(75)は「うま味、歯ごたえ、香りとも過去10年で最高」と胸を張る。

 シソと一緒に漬け直した後、9月下旬から地元の「道の駅・久米の里」(宮尾)などで販売する。同組合は、梅干し用以外に約300キロの実を収穫しており、ゼリーやジャムとして加工する。