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辞任・更迭相次ぐトランプ政権、次に辞めるのは…?

8/1(火) 15:40配信

TOKYO FM+

中西哲生と高橋万里恵がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス」。
7月31日(月)の放送ではトランプ政権の人事について、ジャーナリストの仲野博文さんに伺いました。
(※7月31日(月)8:00頃に放送された内容です)

ここ10日間ほどでショーン・スパイサー ホワイトハウス報道官やラインス・プリーバス大統領首席補佐官など、政権を支えている重要な役職の辞任や更迭が続いているトランプ政権。
この件について、「2人は共和党の主流派、つまりトランプ大統領に反対する勢力のもとで過去に働いていたことがあったため、共和党首脳部への橋渡し役として期待されていたんですが、政権を去っています」と仲野さん。

また、トランプ氏は「昨年の選挙戦で国会議員として最初にトランプ氏を支持した」というジェフ・セッションズ司法長官をTwitterで攻撃しています。その理由は仲野さんによると、「現在行われているトランプ陣営とロシアの関係をめぐる捜査で、もっとセッションズさんが介入すべきなのにしないからという理由で攻撃しているんですが、むちゃくちゃな話です」とのこと。
これを受けて、セッションズ司法長官も辞任や解任されるという懸念が広がっているそうです。

さらに、共和党とトランプ政権の関係が悪化しているという見方も。
「トランプさんが目玉政策として上げていたオバマケアの代替案が先週議会で否決されてしまいました。これは共和党内でトランプさんに反対する動きが大きくなり、身内の共和党をコントロールできなくなっている証拠じゃないかと言われています」

さらに、共和党とトランプ政権の不仲を裏付けるもうひとつの証拠ではないかと言われているのが、トランプ氏の娘婿のジャレッド・クシュナー氏、ホワイトハウス広報部長のアンソニー・スカラムチ氏、スティーブン・バノン首席戦略官の3名の存在です。
仲野さんは「クシュナー氏とスカラムチ氏はもともと民主党を支持していて、選挙戦が始まる直前くらいから鞍替えしたというタイプ。バノン首席戦略官は共和党支持者から人気があるものの、共和党の政策とは少し離れていてどちらかと言えばナショナリストと言われています。いずれも共和党主流派とは違う政策を掲げており、不和が本格的になると言われている理由です」とコメント。

トランプ政権を支える人物としては、レックス・ティラーソン国務長官やハーバート・マクマスター大統領補佐官もそのうち辞任するだろうと言われているそうで、仲野さんは「閣僚や政権の中枢にいる人が次々と辞めたら国の中はエラいことになるはず。あまりにもスキャンダラスな話題が続いているため国民が悪い意味で慣れてしまっているという意見もあります。政権にとって懸念材料のひとつです」と話していました。

(TOKYO FM「クロノス」2017年7月31日放送より)

最終更新:8/1(火) 16:54
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