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【2017/8/1 マーケット動向】衝撃の東芝 東証2部降格 今後どうなる?

8/1(火) 16:56配信

ホウドウキョク

金山敏之氏:
今日の日経平均は反発して、19,985円で取引を終えました。寄り付きは18円安と安く始まったんですが、すぐにプラスに転じると1日を通して堅調に推移しました。取引終了5分前くらいは節目の20,000円台を回復する場面もありましたが、引けでは20,000円台を回復できませんでした。

マネックス証券シニアマーケットアナリストの金山敏之氏が最新のマーケット動向を分析

昨日はNY市場でダウ平均が4日連続で史上最高値をとったことが株価を支えましたが、一方でドル円が円高に振れていましたのでこれが上値を抑えたと思われます。

ーー今日、東芝が東証2部へ降格したことは今後どんな影響がありそうですか?

金山:
東証1部から2部へ変更になりましたので、日経平均株価の採用銘柄からも外れ、TOPIXからも外れました。こういった流れもあり、インデックス型の運用をしているファンドは東芝を外さなければいけないということになりますので昨日と今日は、それに絡んだ売買が出ています。

ーー東芝が上場維持をするためには債務超過を解消することが求められますが可能なんですか?

金山:
不可能ではないですけど、そのために半導体事業を売却しようとしていますが、ただ東芝はこの半導体事業をウェスタンデジタルと運営していますから、ウェスタンデジタルはほかの企業に売却することに反対しているわけです。そういうこともあってなかなか売却先が決まらないと。買いたいという企業は何社かあるわけですけど、なかなかこれが決まらないと。これはウェスタンデジタルが提訴していますから、そういうこともネックになって売却先が決まらないということですね。

独占禁止法の審査等もありますから、早く決めて来年3月までに債務超過を解消したいわけですが売却先を決めるのが遅れると、独占禁止法の問題もあり、債務超過が間に合わないということも十分に考えられるとも思います。

ーー上場廃止になる可能性もあるんですか?

金山:
上場廃止に自動的になってしまう可能性も否定はしきれないし、まだ決算が出てなくて監査法人ともめているようですが、適正意見をついた基金として決算が出てくるかどうかも、この先のポイントになるのではないかと思います。

ーー 一方で、猛暑などの天候も市場に影響するんですか?

金山:
「猛暑銘柄」などもありますが、猛暑が続くとビールが買われたり、アイスが買われたりというのがあるので。私はお酒は飲みますけどビールはあまり飲まないですね。私は焼酎派ですね。

ーー内閣改造を控えていますが海外市場の反応は?

金山:
この内閣改造で安倍内閣に対する支持率が回復するかがポイントです。このまま低下が続くようですと、外国人の投資家は信頼して買っていた部分もあると思いますので、(支持率が回復できないと)そういった売りが出てきてもおかしくはないと思います。

最終更新:8/1(火) 16:56
ホウドウキョク