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【MLB】“電撃決着“のダルビッシュ移籍 オフに再契約は…レ軍GM「もちろん可能だ」

8/1(火) 12:22配信

Full-Count

期限ギリギリでトレードが成立「ドジャースが最もアグレッシブだった」

 現地時間7月31日のトレード期限を前に去就に注目が集まっていたダルビッシュ有投手は、レンジャーズからドジャースへの移籍が決まった。期限ギリギリで交渉がまとまり、今季リーグ最高勝率.705を誇る強豪へのトレードが成立。レンジャーズのジョン・ダニエルズGMは、エース右腕の放出という決断について「ドジャースが最もアグレッシブだった」と振り返っている。

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 ダルビッシュは今季、打線の援護に恵まれない中で6勝9敗、防御率4.01の成績。レンジャーズでは怪我での離脱もあり、特に2015年はトミー・ジョン手術で全休したが、約5年半で122試合登板、52勝39敗、防御率3.43、782回2/3で960奪三振の好成績を残してきた。

 2012年に日本ハムからポスティングシステム(入札制度)で獲得した際、すでに強化責任者だったダニエルズGMは、ワイルドカード圏内まで5ゲーム差での主力放出という今回の選択について「難しい決断だった」と振り返った。

 ダルビッシュと引き換えに、レンジャーズはウィリー・カルフーン内野手、ブレンドン・デービス内野手、A・J・アレクシー投手と3人の若手有望株を獲得。強化責任者として「最終的にスカウトが高く評価していた若くて才能のある3選手の名前が挙がったのでトレードを行った。複数球団と交渉をしていたが、ドジャースが最もアグレッシブだった。(ダルビッシュには)トレードの可能性もあることをあらかじめ話をしていた」と明かしている。

 また、6年契約が満了となるダルビッシュはシーズン終了後にFAとなるため、再契約も可能だ。“レンタル移籍“のような形で、来季は再びレンジャーズのユニホームを着る可能性はあるのか。その時は大争奪戦になることが予想される。

エースとして牽引してきたダルビッシュに敬意「すべてに感謝している」

 同GMは、エース右腕とのオフの再契約を見据えての放出という決断かを聞かれ「いや、そんなことはない。7月の段階でオフの補強計画を立てることはできない」と言及。ポスティングシステムでの入札金も含め、ダルビッシュ獲得には大金を費やしたレンジャーズ。その価値があったかについては「多くの理由であったと思う」と断言。「まず、グラウンドで結果を出してくれた。けがはあったが、それはつきもの。異国で文化の違い、マウンドの違いやボールの違い、異なる移動方法や言語の違いなど、様々なことを乗り越えようと努めてくれた。そのすべてに感謝している」。エースとしてチームを牽引したダルビッシュへの評価は揺るがない。

 最後に、あらためてオフにダルビッシュ獲得を検討するかを聞かれた同GMは「どうなるかな。今の時点でオフの補強計画を立てることはできない。もちろん可能だ。足りないところを補ってくれるだろうが、今は彼はドジャースの一員だから、幸運を祈っている」と、あくまでシーズン後に検討するとのスタンスを貫いた。

 ダルビッシュとレンジャーズの関係は、これで終わりを迎えるのか、それとも、まだ続きがあるのか。今季終了後の動きにも注目が集まる。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:8/1(火) 14:41
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