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1軍は「常に意識」―「今めちゃ楽しい」オリックス3年目内野手・宗の魅力

8/1(火) 13:55配信

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田口2軍監督も評価する高い潜在能力「まだ3分の1くらいしか使ってない」

『僕が思っている、見ている彼の能力からすると、まだ3分の1ぐらいしか使っていない。それぐらいの潜在能力を彼は持っていますよ』

【動画】ファームで活躍を見せているオリックス期待の若手・宗佑磨

 オリックス・バファローズのファームを率いて2年目の田口壮監督がこう評する選手とは、バファローズ期待の若手、3年目の♯6宗佑磨(むね・ゆうま)選手である。

 2014年のドラフトで2位指名を受け、横浜隼人高校から入団。高校時代は甲子園出場を果たせなかったが、スピードある躍動感溢れるプレーが評価されての上位指名であった。

 昨年からバファローズの若い選手にフォーカスして、コラムを書かせていただいていた私が、今回宗選手のコラムを書かせてもらいたいと球団にオーダー。取材の時間に姿を見せた宗選手は第一声、『ヤッター! やっとコラムで取り上げてもらえる!』と笑顔でやってきてくれた。それぐらい宗選手は、自分の感情をストレートに表現してくれる、裏表のない誰にでもフレンドリーなナイスガイだ。

――3年目の今シーズン、ここまでを振り返ってどうですか?

「やっと結果とかではなくて、一から野球ができている感じですね。1年目、2年目はケガばかりで、今年は自分の中で1年目のような感じでやっています」

――何かを変えようと取り組んだ?

「はい。オフにウエイトや体幹をトレーニングしたのが、前半戦の結果に結びついたと思います」

昨季は1軍昇格も無安打「あの経験がモチベーションになっています」

 ボイスレコーダーを向けて、取材をスタートさせると、改まったような口調で話し始めたので、少し突っ込んで聞いてみた。

――いやいや、改まらずに普段どおり話してね(笑)。どんな思いがきっかけとなったのですか?

「いやぁ、僕は背番号6をもらっていて、1軍のゲームに1桁の背番号の選手が出られていないのは僕だけだったんですよ。それが本当にイヤだったし、悔しかった。昨シーズンの終盤に1軍に上がらせてもらったんですけど、全然ダメだったので(1軍3試合出場。4打数ノーヒット、3三振)、もう失敗したくないって、オフにしっかり調整してシーズンに臨みました。

――その1軍での経験が糧になっている?

「あの経験がモチベーションになっています! あの失敗が後に生きるための失敗だったんだなと思えるようにやろうと。プラスに考えていきたいですね。今年はプラス志向が、自分の中でできているので、失敗しても次々といけているのが、いいことだと思っています」

 確かに、今年の宗選手がグラウンドで放つ“ハッピー感”には目を奪われる。野球を誰よりも楽しんでやるんだという気概がビンビン感じられる。

――3、4月のウエスタン・リーグの月間MVPに選ばれた要因はどこにあると感じていますか?

「絶対的に気持ちなんですよね。技術とかを気にするより、自分の気持ちを高めて、めちゃめちゃハイテンションでプレーして、その結果打てなくても、気持ちをキープさせれば、調子も落ちることなく、うまくコントロールができていたなと思います」

――昨年まではうまくやろうとし過ぎていた?

「そうなんですよ。慎重にいきすぎていました。そう、今年は【アグレッシブベースボール…積極的野球】が僕のテーマです。メジャーリーグとかを見ていて、みんな楽しそうに野球をやっているじゃないですか。だから自分も楽しんでやろうと。今めちゃ楽しいですよ」

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最終更新:8/1(火) 14:05
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