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南原繁描く劇、通し稽古 小杉高生徒会が来月の学校祭で披露

8/1(火) 21:51配信

北日本新聞

 小杉高校の前身の射水郡立農業公民学校を創設した南原繁(1889~1974年)の創作劇「一粒の種子~南原繁物語」に取り組んでいる同校生徒会(毛利柊斗会長)が1日、通し稽古を行った。人材育成のための学校創設を提唱し、射水平野の排水事業に尽くした功績を描いた内容で、9月29日に開催する学校祭で披露する。

 出演や脚本、演出などを1~3年生35人が担当する。今年は南原が大正期の射水郡長として来県して100周年に当たり、劇は赴任初日のシーンで幕開けする。河川の氾濫で小杉駅周辺が湖のようになっていることに驚き、排水事業を決意する様子を表現。このほか、郡立学校の開設を住民に説いたり、河川整備や排水設備の必要性を県知事に訴えたりする場面など全5幕で構成する。

 主演の南原は3人で演じ、そのうちの一人、横井陽哉(はるや)さん(1年)は「どんな思いで学校をつくろうとしたのかをしっかりと演じたい」と意気込みを語る。演出を担当する前演劇部長の二塚杏理さん(3年)は「多くの人が南原さんに興味を抱くような舞台にしたい」と話す。

 黒田圭教諭、河合雅子教諭らが見守る中、通し稽古を行い、「出演者と裏方が共通イメージを持ち、観客と対話する意識で劇をつくろう」と指導を受けた。発声練習なども行った。

北日本新聞社

最終更新:8/1(火) 21:51
北日本新聞