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金沢で県戦没者慰霊式

8/1(火) 16:01配信

北國新聞社

 第66回石川県戦没者慰霊式は1日、金沢市のいしかわ総合スポーツセンターで行われ、遺族ら約2700人が明治維新から太平洋戦争までの県出身戦没者3万2838柱の冥福を祈った。戦争の悲惨な記憶を若い世代に受け継ぐため、初めて戦没者のひ孫ら12人が献花者や補助者として参列した。

 メインアリーナに設置された祭壇に黙とうをささげた後、県遺族連合会評議員の高木賢二さん(73)が献水し、同連合会評議員の米村智恵子さん(74)や10~16歳の児童生徒6人が献花した。11~16歳の児童生徒6人は、献花する遺族会の代表者らに菊の花を手渡した。

 谷本正憲知事は「戦没者とご遺族の痛ましく悲しい体験を風化させることなく、長く後世へ語り継ぎ平和への新たな歩みを進めたい」と式辞、米澤賢司県議会議長、今田勇雄県遺族連合会理事長(77)が追悼の言葉を述べた。

 今田理事長は式典終了に先立ち、ひ孫らの参列について「これからもこの形を続け、若い人に戦争の愚かさを少しでも感じてもらいたい」とあいさつした。

 献花者を務めた寺井高1年の川北玲奈さん(16)=川北町=は、1945年1月に鹿児島県沖で犠牲となった曽祖父の秀雄さん=当時(32)=を悼み、「平和な世の中が続いていることに感謝した」と話した。

北國新聞社

最終更新:8/1(火) 16:01
北國新聞社