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[MOM2171]日大藤沢DF安松元気(3年)_責任感強い守り見せ続けた日藤の闘将、わずかな隙も許さず

8/1(火) 17:43配信

ゲキサカ

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.31 総体3回戦 日大藤沢高 2-0 帝京三高 みやぎ生協めぐみ野サッカー場Bグラウンド]

 試合終盤、日大藤沢高のCB安松元気主将(3年)からは「自分が全て跳ね返してやる」というような気迫、特別な責任感が溢れ出ていた。

 181cmFW亀屋光二(2年)の高さを活かそうとする帝京三高の攻撃を次々と頭で跳ね返し、スペースへのボールをカバーしてスタンドまで蹴り飛ばした。安松は試合直後、「きょう(のヒーロー)は小屋原ですよ」と先制点のMF小屋原尚希(3年)を真っ先に讃えていたが、3連戦の3試合目で我慢の戦いを選択したチームの中で最終ラインを支え、相手の攻撃をほぼ跳ね返した主将もヒーローのひとりだった。

 DFは対人で絶対に負けてはならない。この日、マッチアップしたFW亀屋は2戦3発と好調で自身よりも大柄なFWだったが、「相手(亀屋)が自分よりもデカかったので絶対に負けないと思っていた。ヘディングは小さくてもタイミングとかで補える。後ろだったらそれはしなければいけない」と空中戦で対抗。0-0の時間が後半終盤までジリジリと続く展開の中で決して崩れず、終盤は特に抜群の存在感を発揮しながら守り続けた。

 献身的に走り続けた前線、セカンドボールを拾い続けた中盤、そしてパートナーのCB竹繁颯音(3年)ら他のディフェンス陣のハードワークもあった。そして、帝京三をシュートわずか2本に封じて完封勝利。「自分は上手くないので攻撃の面ではあんまりなんですけど、競り合いやハードワークだったり、最後のところで気持ち出してブロックしたり、キャプテンなので自分がそういうところを見せられれば周りの人も乗っかってくれるなと思ってやっています」という安松はチームに良い影響を与えながら、勝利へ導いた。

 昨年は主将のCB工藤泰平(現早稲田大)の隣で特にリーダーシップの部分を学んできた。工藤は神奈川県選抜の主将として国体優勝も経験しているリーダー。「本当に泰平は『ザ・キャプテン』みたいな感じで。誰に対してもチームの雰囲気を壊さないように要求していましたし、1年間、一緒にトップチームでやってあの人の背中を見ている。キャプテンとしての周りの気配りや試合中の声掛けは学んで活かしている」。各選手が現在のチームの雰囲気の良さ、勢いを口にするのは、安松が先輩のリーダーから学んだ部分も活きているのかもしれない。

 チームは今大会3試合をわずか1失点で終えて8強入り。それでも「全国では一瞬でも隙を見せたらやられるという状態にあるので、ずっと後ろとGK陣には気を抜くなと話しています」と引き締めるリーダーが、今後のさらに厳しい戦いでもチームを声と責任感強い守りで支え、また仲間たちとともに白星を勝ち取る。

最終更新:8/1(火) 18:26
ゲキサカ

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